名作家具や照明が似合うカッコいいリノベーションマンション【東京都】

Comehome!
2022.10.10

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

在宅でIT関係の仕事をしている旦那さん。そのため、居心地のよさは人一倍大切にしているそう。そこで、LDKのドアやふすまを取り払い、広く空間を手に入れました。お気に入りの名作家具や照明も似合う素敵なマンションの全貌をご覧ください。

この記事は『リノベーションでつくる こだわりヴィンテージハウス』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。

【山下さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/33年
間取り/3LDK→2LDK+WIC
延べ床面積/81.59㎡ 
物件購入価格/1450万円
リノベーション費用/830万円
リノベーション面積/81.59㎡
施工/空間社

間取りの変更アイデア

手をかけて作られたデザインのいいものが好き
家づくりでもそこにこだわりたくてリノベーションを選択

窓辺の床幅1mほどをモルタル仕上げに。家具店「クロロス」で買った椅子を置いて、癒やしのコーナーに。

「飛騨産業」の3人掛けソファは座り心地抜群。ふすまをなくしたことでソファを置いても狭く感じません。

リビングの一角を僕の仕事場に。この1面と中央の壁はペンキ仕上げ、ほかはベージュの珪藻土と変化をつけて。

 昔から、大量生産されたものより、ていねいに作られたものが好きでした。それだけ作り手の思いがこめられている気がして。リノベーションを選んだのも、ていねいにつくって自分たちの思いを形にしたいと考えたからなんです。僕は在宅でIT関係の仕事をしているから、居心地のよさは人一倍大切にしています。そこで、LDKのドアやふすまを取り払ってひと続きにすることで、開放感のある気持ちのいい間取りに。部屋の一角にワークスペースを確保した一方、窓辺にはインナーテラスを設け、オンとオフの切り替えもスムーズにできるように考えました。妻は仕事から帰ってきて、大きなソファでゴロンと横になりくつろぐのが何より癒やされるよう。もちろん、こだわって選んだ家具や照明も映えて、心から満足しています。

「イケア」のキャビネットをベースに施主支給品を組み合わせて。トップは「モールテックス」を左官仕上げに。

最上階で天井が高いのもこの家を気に入った理由。リビングとダイニングの間の壁はペイントで個性を出しました。

憧れの海外メーカーの設備をお得に手に入れ
理想の住まいをつくりました

 家を買うことになったとき、私は新築がいいなと思っていました。でも夫のこだわりを聞くうち、リノベーションという選択肢もありかもって。夫のセンスを信じて、結果的には大正解。見た目や居心地のよさはもちろん、コスト面でも工夫してくれました。たとえば、床材やドアはネットで安くていいものを取り寄せ。憧れていた「ボッシュ」の食洗機や「グローエ」の蛇口も、海外通販することで日本で買うよりも安く手に入れることができたんです。おかげでかなりの節約に。
 私のこだわりだった家事動線や収納も、間取りを工夫してもらって希望どおりに。だからフルタイムで働く私も家事がしやすくて助かります。細かい部分にもこだわりたい私たちには、リノベーションが合っていたねと、今では意見が一致しています。

床材は「丸鹿セラミックス」のヒストリックというイタリア製のタイル。タイルも目地もグレーで統一。

パープルのカラー塗装を提案され、お気に入りの空間に。押入れを広げ、ウォークインクロゼットにチェンジ。

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