リビングの中心に寝室を配置したユニークな間取りのリノベマンション【北海道】

Comehome!
2022.10.22

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

マイホームを戸建てにするかマンションにするか悩む人も多いのでは。小山さんもその一人で、最終的に資産になると考え、マンションを選びました。リビングの中心に寝室を配置するというユニークな間取りにも注目してご覧ください。

小上がりの向こうは将来の子ども部屋です。その隣の細い扉は納戸。リビングから行き来しやすい位置に。

この記事は『リノベーションでつくる 心地よくておしゃれなわが家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。

【小山さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/35年
間取り/3LDK→2LDK+WIC+納戸
延べ床面積/85.02㎡
物件購入価格/1480万円
リノベーション費用/1520万円
リノベーション面積/約85.02㎡
施工/ジョンソンホームズ

間取り変更のアイデア

主なリノベーション箇所/間取り変更、キッチン・サニタリー・トイレ・玄関造り替え、パントリーと納戸を造作、床張り替え、小上がり造作、窓を取り替え、天井を躯体現しになど。

LDを見渡せるよう対面キッチンに

キッチンは「クリナップ」のスライド収納タイプ。ワークトップは人工大理石。買い置き品が多いため、パントリーも造作。

背面の造り付け収納をやめて、「市場家具」のanthemのワゴンラックを使うことにしました。

タイルは「シンコール」のBB-8432。シンクは「TOTO」のSK7です。狭いので、扉をつけずオープンに。

既存の廊下の一部をたたきに替えて、廊下は床を一段区切りました。

築35年の3LDKマンションを上手に仕切り直しました!

リビングの窓は既存の窓に内窓プラスを取り付け気密性をアップ。断熱も施したので、冬はガスFF暖房機1台で済みます。

 うちは転勤族だから、持ち家は考えていませんでした。でも、子どもが生まれるのを機に家を買おうと決意。広い賃貸住宅に引っ越すと、その家賃の額はマイホームローンの月々の返済額と差がなくなってしまいます。それなら資産になるほうがいいねと。
 新築にするか中古にするか、戸建てがいいか、マンションか……。2人で悩んだ末、私は夫にあるプランを提案しました。それが中古マンションのリノベーションです。私は子どものころから間取り図を見るのが好きで、間取りを替えて自分らしい家をつくってみたかったんです。夫が賛成してくれたので、ネットでリノベーション会社を探しました。条件は、不動産を仲介できて、好みのインテリアの施工例が多いところ。的を絞って相談に行った会社が3軒のマンションを紹介してくれ、最終的に選んだのがこのおうちだったんです。

長く住むことを考えて
パントリーやクロゼットをたっぷり設けて

壁には吹きつけの断熱材を入れ、天井は躯体現しに。小窓のある壁の向こうが寝室。壁紙「リリカラ」のブルーを張りました。

寝室の中は、落ち着いたグレーの壁紙をチョイス。ドアを2つ設けたので風通しもいいんです。

寝室とベランダ側の窓の間に物干し場を設けました。雪や雨が多い土地なので、室内の物干し場は不可欠なんです。

 マンションを選んだ理由は、雪かきの苦労がすくなくて済むから。それと、この部屋の窓から雄大な豊平川の景色が見渡せることに心奪われたんです。戸建てでは、この眺めは実現できませんから。近くに公園もあり、駅まで徒歩5分というのも魅力でした。そんな好立地の物件ですから、競争相手がいると聞き、即決で購入を決めました。私が考えたプランは、部屋数を2つに減らし、リビングの中に寝室があるような面白い間取り。キッチン、浴室、トイレの場所を替え、玄関も広く造り直しました。
 夫が欲しかったワークスペースは、リビングに小上がりを造って空間を区切る形でかなえることに。小上がりの下を収納に使えるので一石二鳥。この家で長く暮らしたいから、パントリーやウオークインクロゼットなど、収納もしっかり設けました。おかげで日々の片づけもラクです。

ワークスペースがほしいという夫の希望は、リビングの一角に小上がりを造って解決しました。

小上がりの下の引き出し3つには、息子のおもちゃと着がえを収納。

 

 

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