「プリンセスの部屋みたい!」子どもの夢をかなえたレトロで可愛い中古住宅【後半】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
結婚当初は実家を出てマンションで暮らしていましたが、両親が田舎暮らしをしたいと引っ越しを決めたので、譲り受けることにしました。4年間住んでみると古さが目立ち、動線も今の暮らしに合わなくて、不満を感じるように……。特に、キッチンから洗面所までが遠くて不便だったので直結する入り口をつくったからかなり暮らしやすくなったそう。
この記事は『リノベーションでつくる カッコよくて心地いい家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより
間取りの変更アイデア
6.3畳の子ども部屋にはクロゼットも完備
子ども部屋3室は部屋ごとに壁紙と色をチェンジ
2階へつづく廊下はヘリンボーンの床がアクセントに
階段の床はコストをおさえるため既存のままに
1階の床はキズが目立たない木材を張り
壁には腰壁を張りました
リノベーションするにあたり、気をつけたのが「キズや汚れが目立たない仕上がりにすること」でした。というのも、3人の娘はまだ小さく、私は掃除が苦手。たいていのことは「味だよね」で済ませられることができたら、家族みんなが気楽に暮らせると思ったんです。だから、ふだんすごす1階の床はキズが目立たない木材を使用。腰壁で壁の汚れを防ぐ工夫をしました。
いっぽうで、2階は我が子どものころかなわなかった夢いっぱいの空間にしたくて。3部屋それぞれに違う壁紙と色を使うことで、遊び心を出してみました。案の定、娘たちは「お姫さまの部屋みたい!」と大はしゃぎです。リノベーション前は、友達の家に遊びに行くたび「なんでうちはボロボロなの?」って悲しそうにしていたもの。それが今は、うれしそうな顔で遊ぶ姿を見ると、大切に暮らそうとあらためて感じます。
キッチンは対面式なので家族の様子がわかって安心
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