木工作家さんが惚れた!木と漆喰とタイルが似合うリノベハウス【後半】

Comehome!
2022.12.06

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

結婚したときに建てた一戸建て。それから14年が経ち、生活スタイルが変わったこともあり、使いにくいと思う箇所がふえてきたそう。そこで、暮らしやすい家へとリノベーションすることにしました。リクエストしたのは間取り変更と、カフェのようなデザインでした。

10畳の洋室だったころは、おもちゃが散乱していたリビング。リノベして子ども部屋を設けたおかげで、今はすっきり片づきます。

この記事の前半はこちらより
この記事は『リノベーションでつくる ヴィンテージスタイルの家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。

【リノベーションDATA】
築年数/14年
間取り/8LDK
延床面積/199.67㎡(1階/133.99㎡ 2階/65.68㎡)
物件購入価格/実家の持ち家
リノベーション面積/47.20㎡

キッチンからLDを見渡せるから子どもの気配を感じやすくて

キッチンに立って眺めるリビングの景色が大好き。お客さまが来ても、顔を見ながらお茶の準備ができるから便利!

漆喰や無垢材など自然素材を生かして

LDKの壁は「イケダコーポレーション」のカルクウォールを自分たちで塗装。

最初の提案ではもう少し細かったので、存在感を出したくて、14×12.5cmに変更してもらいました。

無垢のパイン材は脚触りやわらか。あとから自分たちで、ドイツ製の自然塗料「クライデツァイト」でオイル塗装。

子ども部屋兼アトリエに活用しています

ここは壁と天井のクロスを張り替えただけ。窓辺に勉強机を並べています。

パントリーは洗濯機置き場にも活躍

パントリーには洗濯機も置けます。

キッチンとパントリーの間には引き戸を造作。パントリーと子ども部屋の間には既製品のドアを。

築14年の持ち家を白い漆喰壁のカフェみたいに

 私はカフェや雑貨屋さんに行くのが大好き。リノベ前は、ショップでひと目ぼれした家具があっても、「うちには似合わないから」とあきらめていました。でも今は、ベンチにお気に入りの雑貨やお花を並べたり、ガラスのショーケースだって自信をもってディスプレイできるように。うれしくて、友達を招いておうちカフェするのもしょっちゅう。自宅で念願のワンデーショップを開くこともできたんです。
 今では、長年勤めてきた仕事も辞め、木工作家として活動開始しました。もとはキッチンだったスペースをパントリーに、その奥には子ども部屋兼アトリエを設けたから、いつでも気兼ねなく作業できるように。それもこれも、リノベーションが私の背中を押してくれたおかげです。

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