アパートの2階と3階をつなげてNYのロフトスタイルの家に【前半】

Comehome!
2022.12.21

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

アパートの2階と3階を1つにつなげて、メゾネットタイプの家をつくることを考えた上原さん。けれど、「確認申請書がないから」「外階段を内階段にするのは無理」などと言われて、半ばあきらめかけていたそう。けれど、希望に寄り添ってくれる施工会社との出会いによって、リノベーションによる家づくりが一気に加速。一体どんな家になったのか、見てみましょう。

玄関を開けて正面に見えるのはキッチンの内窓です。帰宅した家族の顔が見られるようにと考えました。生まれ変わった玄関は広々。

この記事は『リノベーションでつくる カッコよくて心地いい家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより

【リノベーションDATA】
築年数/13年
間取り/2LDK×2戸→2LDK+畳コーナー+WIC
延床面積/95㎡
リノベーション費用/2420万円
リノベーション面積/95㎡
施工/スタイル工房

「パナソニック」のシステムキッチンを採用

断熱効率を上げるため、インナーサッシをプラス。壁にも断熱材を入れたので、夏は涼しく、冬は暖か。

ワイド幅で使いやすいシステムキッチンに入れ替えました。床は「東リ」のビニル床タイルロイヤルストーンに。

ガスレンジが横に3個並ぶトリプルワイド型。手前も使えて調理に便利です。

排水口が奥についていて衛生的なPaPaPaシンク。

以前の様子

状態はきれいだけど、小さなキッチン。

手に入れたのはアパートの2階と3階の部屋!
1つにつなげるのは簡単ではありませんでした

 以前はマンションを買って住んでいましたが、主人が「やっぱり戸建てがいい」と言い出して。そんなとき、主人の母から「アパートの2階と3階が空いたから住んだら?」と言ってもらえたんです。ワンフロア1世帯の造りなので、2階3階をつなげればメゾネットになりそう。さっそく、リノベーション会社を探しはじめました。ところが、すぐに見つかると思っていたのに、確認申請書がないからとか外階段を内階段にするのは無理などと言われて、あきらめかけていました。
 そんなとき、雑誌で見つけたスタイル工房さんは、行政の建築課に相談してくれて、やりましょうと言ってくれたんです。ようやく希望が見えてきました。さっそくプランニングに入り、2階を広いLDKにして、お風呂や個室は3階にまとめることに。長く快適に暮らすために、断熱も強化することにしました。

玄関に窓を設けて通気性アップ

4人分の靴を収納するため、お風呂だった場所をシューズクロークにつくり替えました。窓があって通気性抜群。

以前の様子

アパートだったので玄関は狭く、靴を置くスペースもほんの少ししかありませんでした。

この記事の後半はこちらより(12月21日11時公開予定)

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