北海道の厳しい寒さから守ってくれる 国産無垢材を使ったあたたかな自然素材の家(後半)
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
〈伊東 英里子さんの家〉
素材感を生かしたやさしいデザインを探して、気に入ったのが「土屋建設」。無垢材がふんだんに使われた家は居心地がよく、床は冬場でもひんやりしないそう。2階は1階と色合いを変えて落ち着いた色合いにしたことで、日々の生活にメリハリがつけられるようになりました。
この記事の前半はこちらより
この記事は『30代夫婦が建てたナチュラルな家 家時間にこだわる人の住まい15軒』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより
2階は仕切りを最小限にして開放的な空間に
子どもたちが成長したら壁をつくって個室にもできる
自由度の高い空間です
「ECOS」のオーガニックチョークボードペイントで黒板風の壁に
玄関の床には「オオムラ」のテラコッタタイルを敷いて
ノルウェーの技法が生かされた「キムラ」の木製玄関ドアを採用
2階は落ち着いた色合いにしたことで
日々の生活にメリハリがつけられるように
2階でこだわったのは開放感。フリースペースと洋室にドアを設けず、自由に行き来できるようにしました。あとから壁をつけて仕切れるようにしたので、子どもが大きくなったら部屋を分ける予定。成長に合わせて空間を変えるのも楽しみです。
アットホームで明るめの1階とは少し変えて、2階は落ち着いた雰囲気にしたのもポイント。1階と同じ赤松の床材に深い色みの「ウッドライフ」のココアを着色。梁と柱も濃いめの色にしてシックにまとめました。寝室にはこの落ち着いた色合いがちょうどよくて、リラックスしながら寝られるんです。
2階を落ち着ける場所にしたことで、日々の生活にメリハリをつけられるように。仕事や育児で疲れたときでも、2階に上がれば自然と気持ちを切り替えられて、明日からまた頑張ろうって前向きに考えられるようになります。そのぶん家事もはかどって、雑貨の飾りつけを楽しむ、という好循環が生まれるんです。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。