大発表!2022年に読まれたリノベーション実例記事トップ10

Comehome!
2023.01.12

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

Come home!WEBの記事の中で人気なのが住宅施工実例。毎記事、家じゅうをすみずみまでご紹介し、お施主様の家づくりの思いやこだわりを掲載しています。そこで、2022年にご紹介した実例でよく読まれた記事ベスト10を大発表!まずは、リノベーション実例編です。

10位
移住夫婦が考えた 昭和の香りがする古民家風平屋【大阪府】

震災を機に東京から地元へと移住した澤谷さん。なんと東京に暮らしながら、携帯電話で施工会社とやりとりしてプランを詰めていったそう。そんな苦労のかいあって完成したのは、理想どおりの「サザエさん」に登場するような昭和レトロな住まいです。木製の窓やガラス戸を残しつつ、レトロなタイルやシンクを使い、各コーナーに味わいのある雰囲気が漂います。

隣室の押入れを、キッチン側の収納に造り替えました。冷蔵庫置き場には、調理家電用にコンセントもふやしてもらっています。

「平田タイル」のレトロ調タイルを壁の1面に張りました。棚板は古材に。照明はキャビンライト。

9位
4世帯のアパートをリノベーションして1つの住宅に【岡山県】

第9位は4室にわかれていたアパートを1つにまとめてマイホームへとリノベーションした住まい。外階段を壁で覆い、DIYも駆使して完成させました。淡い木目を生かしたヘリンボーンの床やアンティークのドア、ニュアンスカラーの漆喰壁など、ニューヨークやパリ、イギリスなどさまざまな国の住宅スタイルが凝縮されています。

1階の1室は事務所として使われていたみたい。鉄骨の梁が入っていたため、余計な柱や壁を取り払って広めのワンフロアとして使うことに成功。

寝室の床はフレンチスタイルのヘリンボーン。

8位
「TRUCK」の家具が似合うカッコよくておしゃれなリノベマンション【奈良県】

結婚以来暮らしてきた住まいをリノベーションした児玉さん邸が8位にランクイン。少しずつ集めてきたという「TRUCK」の家具が似合う家にしたいと、無垢の床材に塗り壁を採用してナチュラルでカッコいい雰囲気へと変えました。注目は大きな格子窓。家具の背景としてよく映えるし、家の奥まで光を照らしてくれる効果も。また、人気カフェ「BIRD」の雰囲気をお手本にしたキッチンもお見逃しなく!

「TRUCK」のオーナーさん宅を雑誌で見て、室内窓に憧れていました。杉材を枠で作ってもらいました。

トップはステンレスで厨房のような雰囲気。面材はぬくもりのある木製に。シンク下はゴミ箱が入るオープンに。

7位
45㎡でも家族3人が快適に暮らせる!間取りにムダがないリノベ住宅【後半】

45㎡というコンパクトな住まいを間取りのムダをなくし、快適に暮らせる家へとリノベーション。ポイントはウォークスルークローゼットを採用したことです。帰宅したとき、上着やカバンをクロゼットにしまい、LDに入れるので、ムダなスペースがうまれず、動線もスムーズ。また、リビングを広くとるため、ダイニングテーブルは置かずカウンターテーブルで食事するようにしたのも魅力です。

リビングの隣が寝室だから、子どもをすぐに寝かせることができます。寝たあとも様子がわかるから安心。

「無印良品」の脚付マットレスのスモールが2台ちょうど納まる広さに。玄関との間にある窓の小窓は明かり採りや風通しにひと役。

6位
夫婦2人暮らしにちょうどいい広さのリノベマンション【後半】

雑貨やインテリアが好きで、仕事にもしている夫婦が暮らしているのは83㎡の1LDKのマンションが6位に。リノベにあたり、こだわったのはLDを広くとることでした。12.8畳から21畳に広げ、開放的ですごしやすい家へと生まれ変わりました。

玄関ホールはモルタル仕上げにして、入って右手にシューズクロークを設けました。ドアは既存のものを何もせずに使っていますが、深い緑色が空間によくなじんでいます。

洗面台はカウンタートップに黒のメラミン素材を使用し、モダンにまとめました。

5位
50代夫婦が考えたアンティークブルーが似合う家【東京都】

子どもが巣立ったマイホームを、夫婦2人が暮らしやすい家にリノベーション。造作のカップボードや珪藻土を塗った壁、すっきりとデザインされたキッチンなど、大人らしい品格を感じる住まいです。リビングドアを2mずらしたことで開放感がぐっとアップしたリビングも注目!

ブラウンの大きな食器棚を手放し、カップボードを造作。

キッチンから見る光景が好き。壁に珪藻土を塗ったことで、光の陰影がやさしく映えるように。

4位
古着や古道具が好きな夫婦がつくったヴィンテージの趣を感じる平屋【福岡県】

被服科出身でレトロな布が大好きだった奥様と、デザイナーから看板屋さんになった旦那さんが手に入れたヴィンテージ平屋。2人とも古着や古家具が好きという共通点があり、それが似合うよう、床を無垢材に張り替えたり、塗り壁にしたりとリノベーションしたそうです。

リビングの隣は子ども部屋と私の裁縫スペース。ガラスの建具は福岡の古道具店「ほんとく」で手に入れました。

玄関はほとんどがDIY。板壁ヤ天井を白くペイントして、タイル張りだったたたきは自分たちでモルタルに。

3位 
映画『西の魔女が死んだ』に登場するおばあちゃんの家をお手本に!【高知県】

第3位は映画「西の魔女が死んだ」のおばあちゃん家のような住まい。自然に囲まれた豊かな背景も手伝って、雰囲気なまさに映画の世界。キッチンの壁に張ったメキシカンタイルや造作した古い靴箱など、レトロさを演出する仕掛けがあちこちに実現されています。

キッチンは夢を形にした場所。抜けない柱を逆手に取り、古家具と造作棚を組み合わせてカウンターを造作。

玄関は「西の魔女が死んだ」に登場するおばあちゃん家をイメージしてリクエストしました。ドアや靴箱、洗面台は造作。

2位
126㎡の古民家をリノベーションして夫婦2人がまったりすごせる家に 【前半】

2位は築60年の古民家を改装して暮らす橋口さん邸。北側にあった暗いキッチンを南側に移動し、気分よく料理できるように。4間に分かれていた和室を1つにつなげて、広々とした間取りを手に入れたそうです。存在感のある柱や梁に加え、既存の建具も生かし、古さも生かしたマイホームに仕上がりました。

もとは農家で、納屋には牛か豚が飼われていたみたい。外観からは昔懐かしさを感じました。

暗かった部屋は、天井板や壁を取り払うことで明るく。右手のたんすはこの家にあったもの。洗ったらいい味に。

1位
築55年の実家の納屋をフランスの田舎家風にリノベーション【茨城県】

堂々の第1位は、フォトスタジオ「Atelier Noelle」を運営する稲川さん夫婦の住まい。フランスの田舎に立っているような素朴な家でのんびりと暮らすことに憧れ、リノベーションされたそう。丸太の雰囲気が魅力の梁やむき出しになった屋根材など、納屋ならではの荒々しさがプラスに生かされて、まるで本当にフランスの家に訪れたような気分に!

梁などの木部は全部磨き上げました。床は松の無垢材で、「ワトコオイル」のナチュラルとダークブラウンを4対1で混ぜて塗布。

2階は吹き抜けを囲む形。赤い屋根の部屋は私のアトリエ。

いかがでしたでしょうか?どのリノベーション住宅も、間取りや建材使いに個性が際立っていて、見ごたえ充分ですね。この記事でご紹介した住まい以外にも、こちらにも施工実例は充実していますので、ぜひチェックしてみてください!

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ