10年経ってますます美しく 漆喰や無垢材の味わいが深まった「milkuchen」の古くて新しいモデルハウス（大分県大分市はなの森）

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

木と漆喰でつくった
milkuchen（ミルクーヘン）の家は
経年で趣深くなるのが魅力
懐かしさを感じる“古いけど新しい”
モデルハウスをご案内します

艶やかで深みのある色の床と天井梁が目を引くこの部屋。大分県の工務店「アズ・コンストラクション」が提案する住宅「milkuchen」のモデルハウスです。通常のモデルハウスといえば新築をイメージしがちですが、こちらはちょっと違います。建ててから10年の歳月が経ったmilkuchenの家なのだそう。

「milkuchen」は100％の天然漆喰や無垢材など自然素材の温もりを活かした家。単純な経年変化ではなく、むしろ漆喰や無垢材は味わいが深くなっていきます。時を重ねたからこその魅力を感じ取れる、そんなモデルハウスをご紹介します。

【大分市はなの森 milkuchen Reモデル】 DATA
建物／一戸建て（中古）
間取り／4LDK
延べ床面積／118.20㎡（35.74坪）
施工／アズ・コンストラクション

外壁の漆喰は汚れ落としを行って
竣工当初の白さを取り戻しました

温かみのある色合いの瓦屋根やタイルの壁も可愛い「milkuchen」らしさいっぱいの外観。

異国情緒を感じる屋根の煙突が目印です。

飴色に変化した無垢材の床や天井梁にも
月日の流れを感じるLDK

新築の頃よりも10年後の今は、無垢材の色も深まりました。「古さ」を感じることはなく、時間の経過がひとつの要素として居心地の良い空間を演出してくれています。

階段にも無垢材を使用。シースルーなので、リビング内にあっても圧迫感を感じにくくなっています。

LDKの一角に、勉強やちょっとした作業ができるカウンターを作りました。家族がひとつの空間で過ごす時間が多くなります。

キッチン背面の高い位置には収納棚を作らず、スッキリとした印象に。タイルや照明の一部は新しく変え、懐かしさの中にも新鮮さを取り入れました。

リビングから続く和室も
木に囲まれた落ち着く空間に

リビング横にある和室は木目が見える天井。畳に寝ころべば深みを増した木の風合いが目に入り、心も体も安らぎます。

レトロなデザインのガラスは
時を刻んだ空間にこそよく似合います

玄関は勾配天井で、実際の広さよりも開放的に感じられる空間になっています。２つ並んだチェッカーガラスの内窓も可愛い！

竣工当初からある、トイレドアのステンドガラス。月日が経過しても変わらないmilkuchenの可愛らしさが表れています。

造作洗面台はスペースにゆとりを

オリジナルの洗面台を幅広に作ることで、朝の忙しい時間帯でもゆったりと準備をすることが可能に。

ニッチを活用した収納や、独特な手洗いが個性的な空間を演出。また、クロスや内装を変更したことにより、竣工当初と違う雰囲気になっています。

2階の寝室にもこだわりがたくさん

室内窓や化粧台を造り付けたことで、シンプルになりがちな寝室がグッと愛着のわく空間に。

ウォークインクローゼットの出入り口には扉を設けず、収納のしやすさを重視しました。

白さを保ちつつ経年で変化する漆喰壁の風情、無垢床に自然についた傷すらも味わいの一部。新築では生み出せない魅力です。milkuchenがどんな家か知りたい方や、漆喰に興味がある方も、ここでなら10年後の雰囲気を体感することができます。

また、室内の家具やディスプレイは、地元の中古家具・雑貨を扱うショップ「CONDENSE 」が手がけています。どこかノスタルジックな空間になじむコーディネートが素敵です。室内もパーツを新しく取り替えたり少し手を加えることで、いつまでも新たな気持ちになれるもの。リフォームやインテリアのコーディネートを考えている人の参考にもなりそうな家です。

このモデルハウスは8月6日までの期間限定で見学可能です（要予約）。詳しくはこちら。