元民宿をリフォームし、あの手この手で暮らしやすく 森さん(後編)
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
日用品を味方につけてわが家をもっと好きな場所に
森 ゆかりさん
長男と私の暮らしの中心はこの古い家。
だから、どこより楽しい場所にしたくて愛着のわくものを吟味し
時間をかけて手を加えてきたんです

6畳2間をつなぎ合わせたリビング。 家事の合間にソファに座って、模様がえの構想を練ることもしばしば。
小石や貝殻が波の音や風を運んでくれます

民宿の面影が残るじゅうたん敷きの階段は、義父母が暮らす共有スペースと私たち家族の居住フロアをつなぐ場所。貝殻やシーグラスと一緒にお気に入りのかごを飾って。

階段の踊り場は、三女の身支度&図書コーナーになっています。
私たちが暮らすのは、築30年の元民宿。こま切れで使いにくい部屋を広くするためにリフォームもしましたが、私の意見はそれほど取り入れてもらえませんでした。
そこで、少しでもわが家を居心地のいい場所にしたくて、こつこつ手を動かすことに。壁にペンキを塗ったり、飾り棚を取り付けたり。寝室の長男のベッドのそばにミシンデスクを置いて、間仕切りカーテンを縫いながらすごしたこともありました。
子どもたちの成長に合わせて、模様がえをするのもしょっちゅう。夫も積極的に家具作りを手伝ってくれ、使い勝手の悪かった家が少しずつ快適になり、お気に入りの場所もふえていきました。
そんなわが家に彩りを添えてくれるのが、娘たちが海で拾ってきた貝殻やシーグラス。一日じゅう家の中にいても外の空気を感じ取ることができるし、何より楽しい思い出を家族と共有できるのがうれしくて。目にとまるたび、日々の励みになっています。

寝室は低めの家具で統一し、光を遮らないようにひと工夫。ベッドサイドにも瓶に詰めた小石や貝殻を飾って。

部屋をつなぎ、フレキシブルに模様がえができるよう、本棚やカーテンで間仕切り。右側の奥が寝室です。

病院の待ち時間やベッドのそばでできる針仕事は、私にとって癒やしの習慣。はき古したジーンズをつなぎ合わせて、タペストリー に。

寝室の一角にミシンを置いて。カーテンの向こうには娘たちの学習コーナーが。
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