【玄関の棚をDIY】収納をカスタマイズして家事ラクをかなえよう②
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
家事がラクになれば、家時間は心地いいものに変わります。 その鍵を握るのが収納。配置や出し入れのしやすさなど、自分に合った仕様に替えるだけで、家事がぐっとはかどります。 そんな“家事ラク”実現のため上手に工夫している3名をご紹介。前回①の中野さん宅のサニタリーに続き、今回は佐藤さん宅の玄関を見せていただきました。
この記事は、Come home! vol.68より抜粋しています。
よく履く靴だけをしまえる棚を作ったら
家族が積極的に片づけてくれるように
靴の脱ぎっぱなしがなくなって
帰宅後、気持ちよく家に上がれます
〈佐藤安希子さん〉
家族4人分のよく履く靴だけをしまう棚をDIY。高さ 150cmでも、スリムなので圧迫感を抑えられました。
娘がおしゃれに目覚め、備えつけの靴箱に靴が収納しきれなくなったわが家。そこで、 大きな収納棚を作ってみたものの、ただでさえ狭い玄関がさらに狭くなって、靴箱の扉が開けにくく、靴を出しっぱなしにしてしまうこともあって......。そこで収納を見直しすることにしたんです。 たたきの上はなるべくすっきりさせるのが目標。そこで履く靴の優先順位を決めて、 よく履く靴だけを置いておけるスリムな棚を作りました。
玄関で使う小物を収納できる
引き出しをプラス
備えつけの靴箱の扉には木目調のリメイクシートを、飾り台の壁面はウィリアム・モリスの壁紙を張りました。
手持ちの引き出しに合わせて枠を作り、収納棚に。宅配物の受け取りに使うペンや印鑑を収納。
キャスター付きの靴置き台を作り、デッドスペースだった靴箱の下に。引き出しやすくて掃除もラク。
残しておきたい靴は天井際の壁掛け棚に
上部の棚の上にはほとんど履かなくなったけど捨てられないキープ靴や、 あまり使うことのない主人のグローブなどを、かごに入れて収納。
ナチュラルで明るい雰囲気の玄関にしたかったから、棚受けは木製に。
棚板には「ブライワックス」のジャコビアンを着色し、ヴィンテージ感のある趣に。
外遊び道具や鍵の収納にタオルバーが活躍
娘の部活用のバットは頻繁に使うから棚脇に。100円ショップで買った2つの棚受けと針金で枠を組み、バット立てに。
除菌スプレーや虫除けなどは、手作りの壁掛けボックスに収納。扉をつけて、生活感を隠しています。
100円ショップのアイアンのタオルバーは扉の取っ手や、鍵をかけるハンガーとして活躍しています。
ときどき履く靴は備えつけの靴箱へ、それ以外は天井近くの棚へとゾーンを分けたら、 毎日の靴選びもまごつかなくなり、靴がたたきに散らかることも減りました。玄関に余白も生まれて、鍵や外遊びグッズの収納、ブーツの脱ぎ履きに役立つスツールを置くことができたのもよくて。木を生かしたことで、「明るくなったね」と娘もうれしそう。掃き掃除もしやすくなったから、玄関をきれいに保てて、帰宅して扉を開けたときに気持ちがいいんです。
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