【25坪•2LDK】約1600万円で建てた平屋は 子どもと愛犬がのびのび暮らせて、老後も安心な間取り（埼玉県）

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

米国留学中に見たシンプルな家に憧れて
必要最低限をそろえた平屋を建てました
家族と愛犬が一緒に楽しく暮らせて
老後も住みやすいコンパクトな空間に！
〈八嶋さんの家〉

水色と白を基調としたアメリカンスタイルのおしゃれな平屋ーー。ここは、埼玉県の八嶋さんファミリーの新居です。アメリカのワシントン州に留学経験のある奥さまが、現地で見て感じた住宅の魅力を取り入れて新築しました。「家を建てるならシンプルで暮らしやすい家にしたいと思っていました」。面倒な2階は不要で、生活しやすく、老後も住みやすい平屋がいいと考えていたそう。

そんなスタイルの家も対応してくれそうな工務店をインターネットで探していたところ、見つけたのが埼玉県の「アットナチュレ」。資料を請求し、モデルハウスも見学しました。「家を建てようと考えていた土地は実家の敷地内だったのですが、実はここは建築に制限のある市街化調整区域。申請が難しいと伝えた上でもアットナチュレさんは積極的に動いてくださって、この工務店なら大丈夫だと思いました」。家のイメージや希望を伝えて相談を重ね、申請も時間をかけて条件もクリア。愛犬がリビングや広い庭でのびのびできる環境を備えた、八嶋さんの新居を見せていただきましょう。

MY HOME DATA
家族構成／夫婦＋子ども１人
建物／新築戸建て
間取り／２LDK
延べ床面積／ 81.98㎡（ 24.79 坪）
敷地面積／415.11㎡(125.57坪)
建物本体価格／約1600万円
施工／株式会社アットナチュレ

水色のラップサイディングが
アメリカンスタイルな外観です

掃き出し窓からウッドデッキ、広い庭へとつながっています。庭は柵で囲んでいるので、ワンちゃんが自由に走り回っても安心です。

玄関に入ると水色のウエスタンドアが。奥の土間には、ワンちゃんのリードやレインコートなどをかけられるパイプや棚を設けています。ステンドグラス付きの輸入ドアやシャンデリアもお気に入り。玄関から入って右手には子供部屋を１部屋設けています。

遊び盛りの娘と愛犬が
のびのびとすごせるよう
リビングは広々と

玄関から入ってすぐにLDKがあるのもアメリカンスタイルです。キッチンの横にダイニングテーブルを置き、生活しやすい動線に。

子どもと愛犬が一緒にいられるように、限られた面積の中でできるだけリビングを広くとれる工夫しました。テレビを壁付けにして、上部に棚を設けすっきりした空間に。廊下などを設けずに玄関からすぐにリビングですが、壁でほどよく目隠しされているので安心感もあります。

LDの床はパインの無垢材でホワイト系で塗装。木目の風合い、自然素材の温もりも伝わってきます。テーブルの奥に見える水色の壁がサニタリーで、右隣のドアは寝室です。

大きな掃き出し窓からの日当たりも良く、白基調のおかげで明るい室内です。アットナチュレ定番人気のキッチンまわりの柱や、ダイニングテーブルとチェアもホワイトで統一。リビングのシーリングファンとダイニングのガラスの照明も、八嶋さんご自身で選んだものだそう。

アメリカンでおしゃれなデザインを気に入ってWOODONE「su:iji」のキッチンを採用。床はサンゲツのクッションフロアで白の大理石風をセレクト。「ホワイトをコンセプトにしている中で、おしゃれでちょっと高級な感じも入れたかったので」と八嶋さん。キッチンの立ち上がりのタイルはポイントでピンクにして、遊び心とかわいさをさりげなくプラス。 （※入居前のキッチンの様子です）

室内の収納もシンプルに

LDKには大きな収納は造作せずに、ものを持ちすぎず、すっきりと暮らしている八嶋さん。仕切りになる壁も少なくつながっている間取りなので、家族やワンちゃんの気配をいつもお互いに感じながら暮らせます。みんなが一緒に過ごす空間そのものを大切に考えた家づくりです。

ホワイト系の家具で揃えたデスクコーナーは、寝室の一角に。

LDKの壁は漆喰仕上げです
子どもやペットとの暮らしにもおすすめ

白を基調とした八嶋さんの家は、室内を漆喰壁を採用しています。アットナチュレの家は漆喰壁が標準仕様で、モデルハウスで見たデザインが気に入ったそう。埃が溜まりにくい、調湿作用など様々な作用がある漆喰は、脱臭効果もあるためペットと共に暮らす家にも向いています。

また、小さなお子さんやペットとの暮らしは壁も汚れやすいもの。漆喰は軽い汚れであれば消しゴムで消したり、紙やすりで軽くこすって落とすことができ、意外とお手入れも簡単です。クロスの場合、汚れた部分だけを張り替えるのは難しいのですが、漆喰は汚れがひどい箇所だけ塗り直しもできます。漆喰に関する知識や技術も豊富なアットナチュレでは、アフターフォローで一部分だけの漆喰の塗り直しも相談できるのも嬉しいポイント。

サニタリーの壁は水色に
金色のミラーフレームや水栓、
タオルかけがアクセント

「部屋ごとにテーマカラーを決めて、飽きない楽しい家にしました」と八嶋さん。サニタリーの壁は水色にして、ブルー系のモザイクタイルの造作洗面台とマッチ。左手には洗濯機置き場、その奥に浴室があります。

家づくりを振り返ってみて、「予算を抑えるため、自分で用意した家具やカーテン、照明などの設置もアットナチュレさんが行ってくれました。また、担当スタッフの方とLINEで気軽に連絡が取れるのも、とてもありがたかったです」と八嶋さん。

広々とした庭全体に芝生を植えています。

リビングの窓から気軽に庭に出ることができ、ワンちゃん達もお子さんも外で気軽に遊べるようになって、暮らしの楽しみが増えたそう。125.57坪と広い敷地に、予算も考慮しながら約25坪とコンパクトな平屋を建てたぶん、庭の面積はたっぷり。周囲に気兼ねせず遊んだり走り回ったりできます。すぐ隣にあるご実家も庭が広く、子どもの頃からワンちゃんと一緒に暮らしてきたという八嶋さん。育った環境の良い部分を再現できました。そして、段差がほぼないフラットな住まいにしたおかげで、これから先の長い人生も安心して暮らしていけそうですね。