柱や梁をエイジングして古民家のような趣を感じる注文住宅に(後半)

Comehome!
2023.01.31

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

〈Kさんの家〉
古民家カフェが好きで、最初はリノベーションしようと考えていたKさん。でも住宅の安全性から新築を選び、木を生かしたカフェのような家を建てることに。漆喰壁や木の梁にこだわって、古民家のような雰囲気に仕上がりました。

この記事の前半はこちらより
この記事は『30代夫婦が建てたナチュラルな家 家時間にこだわる人の住まい15軒』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより

家族の気配がどこからでも感じられるよう
吹き抜け階段に開放感があって気持ちよくて!

漆喰の壁に流木やドライフラワーなどがよく似合います。甘くなりすぎないよう、ソファは黒のレザーに。

吹き抜けには内窓を採用

吹き抜けの壁面は全面漆喰にこだわりました。ところどころ取り付けたブロックガラスが、デザインのポイントに。

工務店オリジナルのアールのドアが空間のアクセントに

扉はシナランバーコア材で造作。工務店オリジナル塗料でシャビーに仕上げ、窓枠はアイボリーホワイトに。

シューズクロークのスイングドアはほどよく目隠ししてくれます

シューズクロークには造作のスイングドアを。子どもを抱っこしたまま出入りしやすいのでラクです。

上げ下げ窓が外観をより可愛く!

白い塗り壁を生かしたやさしいデザインに。上げ下げ窓は上下、左右と位置がそろうよう、計画的に配しました。

お互いの声が届くよう階段は吹き抜けに

 間取りでこだわったのは、家族とのつながりを大事にできる空間にすること。家族みんなですごすリビングやダイニングなどの共用スペースは広めにとりました。家のどこにいてもお互いの声が届くよう、階段は吹き抜けに。1階で家事をしているときに、夫と子どもが2階で遊んでいるはしゃぎ声が聞こえると、幸せな気持ちになるんです。
 生活感が出るのは苦手だから、収納はたっぷりつくりました。なかでも階段下収納は五月人形やクリスマスツリーなどの季節ものの品も余裕で入る大きさなので重宝しています。家のどこからでもアクセスしやすい位置だから、掃除機置き場としてもぴったり。
 もう少し子どもが大きくなって生活が落ち着いたら、家具を新たに買いそろえようと計画中。那須にあるお気に入りの古道具店「ファクトリーサービス」の古道具をここに並べたら、もっと古民家カフェっぽい雰囲気になるかな、なんて想像を膨らませるのも楽しい時間です。

間取り図

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