45㎡でも家族3人が快適に暮らせる!間取りにムダがないリノベ住宅【後半】

Comehome!
2022.11.21

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

結婚以来住んでいる実家所有のマンション。廊下の左右に各部屋と水まわりが振り分けられたこま切れの間取りは、子どもが生まれると不便に感じるようになったそう。居間と寝室が離れていたので、子どもが寝たあとの様子がわからず何度も見に行ったり、各部屋の掃除も大変。そんな悩める住まいから、子育てしやすい家へと生まれ変わった様子をご覧ください。

間取りの変更アイデア

主なリノベーション箇所/間取り変更のほか、各室の床張り替え、壁の塗装、キッチン造作、リビングドア、キッチンカウンター、パントリー棚、靴棚、収納棚、クロゼット、洗面台の造作、壁と室内窓の施工など。

玄関を細長くして収納棚をたっぷり造作

玄関のたたきを延ばして、左側に棚を造作。突き当たりの納戸には扉をつけずコストカット。

棚は構造用針葉樹合板を使用。

リビングドアは既存のものをリメイクして再利用。

以前の様子

以前は玄関を入ってすぐ右手が廊下でした。間取り変更して廊下を部屋の奥に設け、両側の壁面に収納を設けたら、空間のムダをなくせました。

リビングへ続く廊下の両側に
たっぷりと収納を設けました

寝室の外側に廊下に面して造作したクロゼットは、幅2500×奥行550㎜と大容量。おかげで家族全員の洋服がすっきり納まりました。

リビングの隣に寝室を配置
子どもの寝かしつけがラク

リビングの隣が寝室だから、子どもをすぐに寝かせることができます。寝たあとも様子がわかるから安心。

「無印良品」の脚付マットレスのスモールが2台ちょうど納まる広さに。玄関との間にある窓の小窓は明かり採りや風通しにひと役。

ウィークスルークロゼットが収納に大活躍

 わが家の悩みの一つは、収納面。夫婦共通して蔵書が多く、主人のカメラやパソコンの置き場にも困っていました。そこで、壁面を全面的に利用した収納棚をリクエスト。廊下の両壁を収納に生かしたウォークスルークロゼットは、思いつきから生まれました。はじめは寝室に収納を設ける予定だったけれど、部屋の外に配置してもいいんじゃない?って。すると寝室はすっきり。服の出し入れもかえってラクになったんです。
 設計会社のアイデアでユニークだったのが、玄関土間をあえて細長くとり、ぐるっと遠回りして部屋に入る動線です。こうすることで以前よりも広く感じるから不思議!45㎡と限られた空間でも、アイデアさえあれば、こんなに住みやすくなるんですね。

前半の記事はこちらより

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ