内見の翌日に即契約! 建築士が惚れこんだリノベ住宅【前半】

Comehome!
2022.11.18

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

建築士の山本瑛二郎さんがリノベーションに選んだのは、実家近くの高台に建つ家。日当たりや風通りがよく、庭と車2台の駐車場つきなのも魅力でした。ポイントは広縁を改装した土間。外とのつながりがうまれ、居心地がいい家へと生まれ変わりました。

広縁を土間につくり替え、窓を「シンプソン」社の木製の扉に入れ替えました。植物を育てたり、子どもの遊び場にしたり活躍しそう。

以前の様子

日当たりのいい長い広縁。日なたぼっこが気持ちよさそうな、縁側のある家も憧れでした。

この記事は『リノベーションでつくる カッコよくて心地いい家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。

【リノベーションDATA】
築年数/42年
間取り/5DK→2LDK+ウオークインクローゼット+パントリー
リノベーション面積/131.14㎡(1階/118.75㎡ 2階/12.39㎡)
物件購入価格/1200万円
リノベーション費用/800万円
施工/yona design lab

和室だったLDは天井板をはずして梁を出し、開放感いっぱいに。120㎜幅のナラの無垢材を張った床は足触りがとてもいいんです。

築42年の日本家屋を気持ちのいい土間のある家に

 私たちは、家をもとうと思ったときから、中古住宅をリノベーションすると決めていました。昔の家は南向きに立っていることが多く、家も大きいから、というのがその理由。いい木材を使っていることが多いのも魅力なんです。探したのは、南に面して縁側と和室の続き間がある昔ながらの家。探しはじめて10軒目で、ようやく出会いました。高台に立っているので景色がよく、通り抜ける風が気持ちよくて。すぐに気に入り、内見した翌日に契約を結んだほどです。リノベーションのプランは建築士の主人と一緒に考えました。広いLDKが最優先でしたが、家族の洋服が入るウォークインクロゼット、パントリーもはずせません。
 主人の発案で、広縁を土間にして、窓は景色が楽しめる大きな素通しに決めました。遊び心のある明るい家になりそうで、完成が待ち遠しくて仕方ありませんでした。

モルタル仕上げのカッコいいキッチン
意外とお手ごろでした

家族のそばで料理したくて、配置はLDの隣に。インテリアコーディネーターとして働いてきた経験をもとに、デザインしました。

流し台のモルタルにはクリア塗装を施して防水処理。タイルは「名古屋モザイク工業」のもので、目地を入れない突き合わせ張りに。

針葉樹合板のクールな味わいが
キッチンをカッコよく盛り上げてくれます

針葉樹合板は下地に使う板だから、価格が割安。

内側は大容量の収納棚に。炊飯器もゴミ箱も納まります。

パーテーションをDIYして節約

冷蔵庫を目隠ししている壁は、2×4材にアジャスター金具をつけて、天井と床につっぱらせています。作り替えしやすいのが利点。

冷蔵庫横のパントリーは物置きも兼ねています。

ルーバー扉にしたので、通気性がよく湿気がこもりません。

この記事の後半はこちらより

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