団地を海外インテリアに変えるリノベーションのアイデア・収納編【神奈川県】

Comehome!
2022.09.30

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

前回記事では、洗濯機をキッチンに置くなど、海外でみた家や暮らしの記憶をもとに、日本の既存住宅の在り方にとらわれない家づくりをした佐藤さんのリノベーションアイデアをご紹介しました。今回は、居心地の良い住空間を実現するために行った佐藤さんの収納プランについてご紹介します。

佐藤さんのお宅のキッチンを紹介した記事はこちら↓ ↓
キッチンに洗濯機を置いて家事が一カ所で済む家に【神奈川県】
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リビングに戸棚とウォークインクロゼットを造作
日用品からおもちゃまで収納しています


構造上抜けなかったキッチン脇の壁を生かして、クロゼットを設けました。LDの間の壁は黒板に


キッチンとの間のクロゼットは収納力たっぷりで、日用品から子どものおもちゃまで入って重宝しています。


リビングの壁1面を収納に。引き戸を古材風に仕上げてインテリアの一部に。最上階なので天井板を取り払って天井を上げることができました。床板を張って床面が上がったぶんも解消。


アイロンや掃除機の収納は奥行きがあると使いづらいから、あえて浅めの60㎝の収納をリクエスト。


本棚の製作を依頼したのは、東京の「田中裕之建築設計事務所」。小説から雑誌、子どもの絵本までたっぷり納まります。

図書館にあるような壁一面の本棚をリビングの主役に

友達を招いて家でワイワイごはんを食べるのが好きな私。初めて来た人が驚くのが、壁一面の本棚です。これは、昔留学していたイギリスでの思い出をもとにしたアイデア。図書館のはしごのかかった大きな本棚や、安宿にあったフリースペースのごちゃっとした本棚が大好きだったんです。あるとき、東京の書店で見かけた本棚がイメージに近くて、デザイン事務所をたずねて、そこにオーダーしました。

サニタリーは、白とシルバーを基調にさわやかな雰囲気に。海外のおしゃれなホテルを意識した内装にしたら、顔を洗うのも楽しくなったから面白いものです。LDKと子ども部屋がつながった間取りは、子どもがのびのびすごせる空間になりました。

家が完成して以来、大人も子どもも、友達が気軽に遊びに来てくれるようになったのが、何よりうれしいことです。

和室の一角と押入れをオープン収納に変えて
アウトドア用品を一手に収納


DKの引き戸は造作。すべて無垢材(むくざい)で作るとコストがかかるため、上から板を張って仕上げることでコストを抑えました。廊下を挟んで正面に並ぶドアは、書斎と寝室の入り口。既存のものを利用して、黒にペイントしてもらいました。


玄関と廊下はモルタル仕上げ。照明は「ミーシャボス」のヘビーガイシャンデリアを選びました。


玄関の奥はオープンタイプの収納に。両脇に棚を設け、靴やアウトドア用品を置いています。ここはもともと、和室と押入れだったスペース。和室は洋室に替えて少しコンパクトにし、このクロゼットをつくるスペースを捻出しました。

 

収納プランのビフォーアフター

【佐藤家リノベーションDATA】
家族構成/佐藤 萌さん31歳・子ども8歳・6歳
築年数/31年
間取り/4LDK→3LDK+ストレージ
延べ床面積/約97㎡(29.34坪)
物件購入価格/3050万円
リノベーション費用/1000万円
リノベーション面積/約97㎡
施工/TRUST
住所/神奈川県横浜市青葉区美しが丘5-2-14たまセンター第2ビル203
TEL/045-903-6358
HP/http://www.trust-reform.com

 

佐藤さんのお宅のリノベーションの詳細は、こちらのムックでご覧になれます。

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