実家マンションを器と生活雑貨が映える家に【神奈川県】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
両親から譲り受けたマンションで暮らしながら、念願の雑貨ショップをオープンさせた小藤さん。ところが、昔ながらのつくりのマンションでは、商品撮影がいまいち思うようにいかなかったそう。暮らしの雑貨が映える家を夢見てリノベーションを決意し、理想の住まいを手に入れました。
この記事は『マンションリノベーションで理想の家を手に入れる』より抜粋しています。
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【小藤さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/15年
間取り/4LDK→2LDK+パントリー(87.41㎡)
物件購入価格/両親の持ち家のためなし
リノベーション費用/800万円
施工会社/Handi House Project
間取り変更のアイデア
広めのLDKに細切れに和洋室のついた4LDKだった小藤さんのマンション。中央にあった5畳の洋室を取り壊して、LDKを拡張し、パントリーも設けた。また、玄関スペースを仕切り直してウォークインクロゼットを大きくしたことで衣類などの片付けもラクに。
こちらがリノベ前の様子。高さ100㎝のカウンターでDKが仕切られ、狭苦しかったダイニング。キッチンをオープンにしたら、食卓も明るくなりました。
キッチンをⅡ型に変えて作業スペースを拡大
左・流し台はモルタルで造作。ステンレスのトップは両方合わせて27万円で特注。蛇口は「グローエ」製。右・コンロは「リンナイ」。換気扇は「パナソニック」で上からカバーを造作。
洋室を1つつぶして、LDKを少し広げました。右手の開口の向こうがパントリー。床は180㎜幅のオークの無垢材に張り替え、「マルホン」のArbor植物オイルで塗装。雑貨や家具が映える背景に。
キッチンから見たパントリー内。シナ材の板とダボレールで可動棚を作ってもらい、オープン収納に。左手奥から廊下に出られるので家事動線もスムーズ。
リビングに面した和室はふすまを撤去し
内窓をつけて仕事部屋に変更
家のどこかに入れたかったアイアンの窓は、リビングと仕事場の間の壁に。アクセントになり、明るさも確保できました。
仕事部屋の中にはシナ材で収納棚を造作。商品ストックや資材がたっぷりしまえます。塗装はワトコオイルのミディアムオーク仕上げに。
ワークショップスタイルでリノベーションに参加
雑貨が大好きな私は、2年前に念願のネットショップをオープン。だけど、自宅で商品撮影をしてもうまくいかなくて。それもそのはず、両親から譲り受けて住んでいたマンションはツルツルのフローリング、人造大理石のキッチンなど、いたって普通でした。
リノベーションしたくて夫に相談しても「そのままで住めるから」と反対されて。説得を重ねて、OKをもらえたときはバンザイ三唱でした。
施工を依頼したのは、個人の建築士や職人が集まって活動している、「Handi House Project」というリノベーション専門集団。ワークショップスタイルで施主が参加して施工できると知り、うれしくて毎日のように通って作業したこともあり、愛着もひとしお。大満足な家が完成しました。
(※この記事の内容は取材当時のものです。築年数やショップオープンの時期は今現在からさかのぼったものではありません)。
旦那さんの説得にも成功し、雑貨や家具の映えるLDKに仕事部屋まで実現した小藤さん。次回の記事では、生活感を出さない収納の工夫についてご紹介します。
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適材適所にクロゼットや棚を設けてすっきり片づく家に【神奈川県】
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