何を食べるかより何を吸収するかが大事 Vol.1

『見た目を、整える』
2020.08.26

ビーツのみそスープは、
ローズマリー入り。
ニューヨークで料理を学び、
インドではアーユルヴェーダを。
1杯のみそスープには、
私の人生が詰まっています。


みそ汁だけでなく、いろいろな野菜にスパイスを加えたみそスープを暮らしに取り入れている関さん。スープ仕立てにしたほうが、和洋中、いろいろな食事に合わせることができる。これは、ビーツをポタージュ状にして、白みそで味つけしたもの。鮮やかな色がきれい。

 

鮮やかなピンク色のビーツのスープの味つけは白みそのみ。豆乳を使ったやさしい味の向こう側から、ローズマリーがさわやかに香ります。

毎日みそスープを飲むという関さんは、長年予防医学の医師として働いてきた方。数年前からは「ドクターミソ」として、食べ物で体を整え、健康になる方法を提案しています。それにしても、どうしてみそ?

「10代の頃、過度なダイエットを続けた結果、ホルモンのバランスをくずし、月経不順に悩まされるようになりました。毎月ピルやホルモン剤が必要で、それでも治らないのはなぜ? とずっとわからなくて」


父親も医師だったこともあり、当然のように医師の道へ。でも、自身の体調はなかなか改善せず、自分で勉強しながら方法を探した結果、たどり着いたのが「病気の原因は食にある」という真実でした。

そして、思いついたのが料理人への道。ニューヨークの料理学校に留学したというから驚きです。異国の地でたまたま参加したのがみそ作りのワークショップ。そこでみその素晴らしさを再認識したというわけ。

 

消化力を強めるみそスープを毎日に

基本的な栄養素がすべて含まれているのがみその素晴らしさ。だしを取らなくても味が決まるのもいいところです。

◆ビーツとローズマリーのみそスープ

【材料】
ビーツ(ゆでたもの)…… 150g
玉ねぎ …… 80g
アボカドオイル …… 大さじ1
水 …… 200ml
ローズマー …… 1枝
白みそ 大さじ …… 1と1/2
豆乳 …… 100ml
こしょう …… 適量

【作り方】
① ビーツと玉ねぎは薄くスライスする。
② 鍋にアボカドオイルと玉ねぎを入れて炒め、しんなりしたら、ビーツ、水、ローズマリーを加えて5分煮る。
③ ミキサーに②と白みそを加えて攪拌する。
④ 鍋に③を戻して豆乳を加え、沸騰しないよう温める。
⑤ こしょうで味を調え、ローズマリー(分量外)を飾る。


みそ+スパイスでおいしさも効能もアップ



上は関さんのみそコレクション。旅先で買うことが多く、天然醸造で長期熟成のものを選ぶそう。下はクミンパウダーなどのスパイスやハーブ。みそと組み合わせることで、奥行きのある味になるだけでなく、体を温めるなどの効能も。

→Vol.2に続きます


photo:伊東俊介 text:一田憲子
『見た目を、整える』より

Profile

関 由佳

Yuka Seki

予防内科医。専門は栄養療法。2013年にニューヨークの料理専門学校に留学し、Chef’s Trainingディプロマ取得。その際、みその魅力を再発見し、2015年に味噌ソムリエ取得。現在はメディカルフード研究家としても活動。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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