物とうまく付き合うための、収納の工夫

1週間特集 特集『考えない家事』
2020.10.27

暮らしを少しでも快適に、心地よく――。日々の工夫をInstagramでわかりやすく綴っている、ぴょこぴょこぴさん。今週は、初著書の『考えない家事「ルーティン化」で心も体も自由になる!』(主婦と生活社)でご紹介しているアイデアを5日間にわたってご紹介しています。「時間の使い方」「片づけ」「掃除」「料理」「防災」の5つのトピックスのうち、2日目の今日は「片づけ」についてです。

ぴょこぴょこぴさんが、自分をラクにするために意識しているのが、シンプルで機能的な収納。新婚当初は物をどんどん増やしていたそうですが、今は、手入れが行き届く必要なものだけを所有しているのだそう。一例としては「食器棚」。家族が4人になり、食器がどんどん増えていきそうなものですが「毎日使うものだけを、大切に」したら、食器棚は1つで十分なのだといいます。

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食器棚は余白があってこそ
使いやすい


食器棚は、ふだん使う食器だけを入れて、できればスカスカなくらいがちょうどいいと思っています。前は“来客用にたくさんの食器を持っていないと”とか“いろんな種類の食器を楽しみたい“と考えたときもあったのですが、所有の労力を考えて、やめました。

わが家の食器棚はひとつだけ。スペースを増やしてしまうと、あれこれと食器を買い足したくなり、管理できなくなると思うからです。空間に余裕があることで棚全体に見通しがきき、奥のものも取り出しやすくなるし、掃除もラク。どこに何を置くかを決めているので、出し入れもスムーズです。

食器棚の収納力アップのために使っているのは、無印良品の「アクリル仕切棚」と、山崎実業のtower シリーズ「ディッシュストレージ」。空間を2段と3段に活用できるようになりました。

また、器はシンプルで汎用性が高いもの、かわいらしくて暮らしに彩りを添えてくれるものを選んで使っています。ほとんどが波佐見焼やイッタラ、アラビアの食器。どれも使い勝手がよく、形もデザインも飽きがきません。来客用のお皿は持たないことに。足りないときは紙皿を追加します。飲み物用のコップは紙コップでは味気なく感じるので多めに持っています。

キッチン道具も
出し入れのスムーズさが大事


食器だけでなく、キッチン道具類も同じく収納には気を遣っています。シンク下の引き出しは、鍋やフライパンがサッと取り出せるように見やすく収納。使用頻度の高いものほど、出し入れしやすく収納することを日ごろから意識しています。


また、調理を始める前には、あらかじめ使う道具や鍋をコンロまわりにスタンバイ。調理中にバタバタすることがなくなり、食材を切ったり、味つけしたりといった作業に集中できるのでラクなのです。

1年に一度は
持ち物の総点検を

物を増やさないで生活していくために、1年に一度はすべての持ち物の見直しをしています。一気にすると大変なので、衣替えのタイミングで服を見直したり、収納の中がほこりっぽくなってきたなと感じたら中のものを全部出すなど、掃除のついでに実行。“全部出し”は、押し入れ丸ごと行うときも、引き出しひとつ分だけ行うときもありますが、私は、次のような手順で進めています。

① ここを片づけよう! と考えたら、その場所のものをすべて出してみる。
② 不要なものが出てきたら、1か所にまとめて置いておく。
③ 中を掃除して、収納ケースをもとに戻す。このとき、より使いやすい配置を思いついたら収納ケースの位置を変更。
④ よく使うものから順番に、取り出しやすい場所に収納。
⑤ 最後まで残ったものは、本当に必要かをあらためて考え、要不要の判断を。

判断に迷うのは、1年以上使用していないけど壊れていないものや、高価だったもの、思い出のものなどではないでしょうか? そんなときは、「1年に一度は手に取って、虫食いがないかなど状態を確認してお手入れしているか」「お手入れすることが苦でないほど大切なものか」「次に使うときをはっきりイメージできるか」などを考えてみると、判断の助けになると思います。私にとって「1年に一度状態を確認してお手入れする」というのは、かなり手間のかかることなので、「手入れはイヤだ、めんどうくさい!」と感じたら、手放してよいサインではないかと考えます。

ただし、ここで処分していいのは、自分のものと自分が管理しているものだけ。私の場合は、夫のもの、車関係のもの、工具など、私が判断できないものは夫に任せています。また今は、子どものものも私が判断していますが、これは子どもの成長に合わせて、子ども自身に任せていきたいと考えています。


よいものでも使う予定がなく、眠らせておくのであれば、リサイクルショップやフリマアプリに出品して、次の方に使ってもらうのがよいのではないかと思っています。物の寿命は自分の手の中で終わらせなくていい、と考えると処分が進めやすくなります。


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