備えがあることの安心。「いつか」のための防災備蓄

1週間特集 特集『考えない家事』
2020.10.30

暮らしを少しでも快適に、心地よく――。日々の工夫をInstagramでわかりやすく綴っている、ぴょこぴょこぴさん。今週は、初著書の『考えない家事「ルーティン化」で心も体も自由になる!』(主婦と生活社)でご紹介しているアイデアを5日間にわたってご紹介しています。「時間の使い方」「片づけ」「掃除」「料理」「防災」の5つのトピックスのうち、最終目の今日は「防災」についてです。

地震や豪雨などの有事による緊急避難……。災害は他人事ではなくなっています。ぴょこぴょこぴさんがSNSで発信している暮らしの情報のなかでも、とくに関心が高いのが「防災」にまつわる話題だそう。何をどこまで備えたらよいのかは地域や家族構成によってさまざまですが、気軽に1日分の水、1日分の食糧のストックからなど「まずは、備えてみる」という意識を大切にしたいと、いいます。

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自分と家族、地域を救う
防災の心がけ

SNSのフォロワーさんから「災害は起きるかどうかわからないもの。そこにお金や労力をかけるのは、あまり気が進まない」という旨のコメントやメッセージも寄せられます。夫婦ふたりだから、ひとり暮らしだから、備えてなくてもなんとかなるだろうし、災害のことは深く考えたくもない……という方もいらっしゃると思います。

でも防災備蓄は、自分や家族を守るためだけでなく「地域の弱い立場にある方を守るためにもなる」。弱い立場というのは、たとえば介護で人の手が必要な方や、病気、障がいのある方、そしてその世帯の方たち。お子さんがいて、スピーディな避難が難しい家庭も含まれます。


災害が起きて避難所や、食糧の配布場所にすぐに来られるのは、いわば「身軽な方たち」です。被災してけがをしていたり、家族の世話をしなくてはならないような方たちは、遅れてやってきます。ようやくたどり着いたときには配布される食糧や日用品がなくなってしまっている、ということがあるそうです。自分や家族の身を守るのはもちろんのこと、水やトイレットペーパーなどの必需品を備蓄しておくことが地域の困っている方たちを助けることにもつながる、ということを知り、防災が私自身のなかで優先順位の高いものとなりました。

 

玄関の「非常用持ち出しリュック」で
とりあえずの安心

非常持ち出し用の荷物は、リュック2つに分けて、玄関の収納スペースに入れています。なにかあったら、夫と私で分担して運ぶ予定です。中に入れるものについては、防災関係の資格(防災備蓄収納1級プランナー)を勉強、取得するなかで、大きく見直していきました。大切なのは「見直しと更新」。ずっと入れたままにするのではなく、必要なものを入れ替えていく作業です。とくに子どものグッズや非常食は成長によって変わっていきます。着替えもすぐにサイズアウトし、食べられるものも変わっていくので、定期的に見直します。


リュックには母子手帳や健康保険証のコピーを入れています。被災してもし、家族がバラバラになったとき、捜すときに写真が大切だと聞いてからは、家族写真も。小さな子どもはどんどん成長して顔も変わるので、やはり1年に1回は入れ替えが必要かなと思います。


また、避難生活が長くなっても味に飽きないよう、自宅の備蓄置き場にはいろいろな種類の炊き込みご飯や消化のいいおかゆ、温めなくても食べられるタイプのレトルトカレーなどを用意しています。避難時に子どもがご飯を食べられないときのことも考え、粉末スープや野菜ジュース、子どもが好きなキャラクターのふりかけも忘れずに買っておきます。

今回の本、『考えない家事』の中では、防災備蓄について、わたしが日ごろ行っていることをお伝えしています。100円ショップで買える防災グッズや、コロナ禍における防災の考え、フォロワーさんたちの協力を得て、防災アンケートも行い、とても興味深いコメントをたくさんいただきましたので、ぜひご覧いただけたらと思います。


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『考えない家事「ルーティン化」で心も体も自由になる!』(主婦と生活社)定価:本体1300円+税

整理収納アドバイザー1級/防災備蓄収納1級プランナー/クリンネスト1級。暮らし系インスタグラマー・ぴょこぴょこぴさんの暮らしのルーティンを紹介した1冊。

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