プログラミング的思考?!段取り勝負!の梅仕事(※追記あり)

編集部ブログ
2021.06.09

こんにちは、編集部の大塚です。先週書いた、こちらのブログ。今朝放送のNHK『あさイチ』をみていてハッ!としました。というのも、いつもあまり意識しないでやっていた私の台所仕事って、まさに紹介されていた“プログラミング的思考”なのでは??と。

放送では「アクションを書き出す」「動作をまとめる」などの段取り方法を取り上げていましたが、これ、面倒くさがりな私が家事や仕事を億劫がらないために編み出した方法ととっても似てました。本当にナマケモノなので、書き出したりはせず頭の中でなんとなーく整理しているだけなんですけど。そんな「もしかしてプチ・プログラミング的思考かもしれない」梅仕事について(たまたまですが)書いてましたので、よかったらご覧になってみてください。はい、追記は完全に『あさイチ』に乗っからせていただきました(笑)

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6月に入って蒸し暑さが増してきましたね。お天気によっては湿気に気圧が加わって、もうなんとも言えないイヤ~なかんじ。毎日本当に体が重いので、今年は梅の力を借りることにしました。

結婚以来、欠かしたことのなかった毎年の梅仕事ですが、3年前ぐらいからお年頃もあってか梅雨時期の調子がイマイチでお休みをしていました。でも今年は一念発起!で再開。とはいえ、もうすでに体が重いので(笑)少しでも楽にスムーズにと段取りが勝負です。週末2日間のタイムテーブルをご紹介しますね。

 

【Day1】

10:30 開店まもない近所のスーパーへ。ここでは地元農家さんの新鮮な野菜や果物がびっくりなお手頃価格で手に入るので、早いうちに買い物だけ済ませます。500gでなんと¥370! 二袋購入して、シロップと甘露煮をつくります。砂糖類も忘れずに。

 

16:00 夕飯の支度前に仕込みを始めます。梅は大きめのボウルに入れ、やさしく洗います。このとき傷のあるものは取り除きますが、新鮮でつやつや!今回は脱落者(?)ナシです。

 

キッチンペーパーなどで、これまたやさしく水気をふき取ります。ふいたらザルに並べて。

 

次に竹串などでヘタを取ります。黙々と無心でできて結構好きな作業。3回に1回はヘタをあちこちに飛ばす私、あとで掃除すればいいやと作業続行デス。

 

甘露煮用の梅は、竹串でぷつぷつと穴をあけてたっぷりの水につけます。シロップ用の梅は、保存袋に入れて冷凍庫へ。それぞれ一晩おいておきます。梅の作業はここまで。

 

最後に保存用の容器を熱湯消毒します。瓶のパッキンや容器のふたはアルコールで。こちらも一晩おいて自然乾燥させます。これでこの日の準備は終わりです。まあまあ疲れたので夕飯は麺類などで簡単に済ませちゃいます!

 

【Day2】

9:30 朝ごはんや洗濯などの家事を済ませたら、いよいよスタート! シロップは瓶に入れるだけで簡単なので、こちらから手をつけます。氷砂糖(500g)と梅(500g)を3分の1量ずつ交互に入れます。

 

入れ終わったら冷暗所で保存。最初のうちは瓶に水滴がつくのでタオルなどを下に敷いておきます。あとは毎日1回瓶を揺するだけ。

 

甘露煮に取り掛かります。ホウロウやステンレスの鍋に梅(500g)とかぶるくらいの水を入れます。中火にかけて沸騰したら弱火にして10~15分、梅がゆらゆらしない程度の火力で煮ます。

 

竹串がすっと通るぐらいのやわらかさになればOK。が!今回、3年のブランクで腕がなまったか、ちょっと目を離したすきに皮が破れてしまいました(涙) まぁ自宅用だからいっか。味は変わりません。盛大に破けちゃったのは魚の煮つけなどに使いましょう(笑)一度ザルにあげておいて(あぁ、シワシワ・涙)先ほどの鍋を洗います。

 

洗った鍋に水(500ml)と砂糖(400g)を入れ中火にかけ、シロップをつくります。ザルにあげておいた梅を入れ、梅がゆれないようごく弱火で10分ほど煮て(アクが気になるようであればすくいます)そのまま冷まします。

 

冷めたらそっと梅を保存容器に取り、シロップを半量になるくらいまで煮詰めます。ぐつぐつ。ここでもアクが出たらすくっておきます。

 

煮詰めたシロップを保存容器の梅にかけて、粗熱が取れたらフタをして冷蔵庫へ。冷えたら食べごろです♡

 

2日目のシロップはこんなかんじ。

いいかんじで水分が上がってきているので楽しみです。シロップは、1~2か月経って氷砂糖が全部溶けたら希釈してジュースとして飲めます。梅は取り出し保存容器に入れて、ジュースとともに冷蔵保存を。私はスタンダードな炭酸割がいちばん好きです。取り出した梅はポリポリ食べちゃいます。

 

段取りを決めておくと作業がスムーズで、億劫さも軽くなるような? そして「やっぱり頑張ってよかったー!」という小さな達成感も。これで今年の夏はバテずに過ごせますように。

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