香菜子さんの片づけのおへそ Vol.2

暮らしのおへそ
2021.11.16

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すぐに片づけない

「すぐやらなくちゃ」と焦るより
ちょっとひと休みしてから。
「あとまわし」も計算に組み込むことが大事。


そんな毎日が少し変わりはじめたのは、仕事を始めてから。イラストレーターとして絵を描いたり、自身の雑貨ブランドを立ち上げたり。やがて、モデルの仕事を再開すると、その着こなしがたちまち評判になりました。 

「私には、専業主婦は向かなかったんです。家の中だけでなく、外で自分が必要とされているっていうのが、すごく精神的な支えになりました」

それでも仕事と家事の両立は大変!

「忙しすぎて当時の記憶がないですね。少しラクになったのは、息子が小学校高学年になった頃。母親がいないほうが子どもはしっかりして、夫も手伝ってくれることがわかってきました」


帰宅「ただいま〜」
仕事帰りに夕飯のための買い物をすることが多いので、玄関を入ったらキッチンに直行。


靴はすぐにしまわない
脱いだ靴は、しばらく玄関に置いておき、風を通してから靴箱へ。「次の日まで置きっぱなしにせず、必ずその日のうちにしまいます」


バッグはキッチンに
仕事用のバッグは、キッチンの扉に仮置き。場所を決めておけば「出しっぱなし感」なし。


脱いだ服はすぐにしまわない
部屋着に着替えたら、洗濯するものはすぐに洗濯かごに。コート類はすぐにしまわず寝室などにかけておき、風を通してからクロゼットに。

 

→Vol.3に続きます

photo:砂原 文 text:一田憲子

 


『暮らしのおへそ Vol.32』より
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Profile

香菜子

Kanako

モデル、イラストレーターとして活躍しながら、ホテル備品をイメージしたプロダクトブランド「ホテルヴィルヘルムス」を主宰。23歳の娘と16歳の息子の母でもある。著書に『香菜子さんの服えらび。』(小社)

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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