～「blank+」より vol.7 ～

フォトエッセイスト・椿野恵里子さんが写真と文で季節を綴る「カレンダー花と果実」。

自然の光を大切にしながら、１年かけて季節の風景や空気感までもを切り取るように、フィルムカメラで撮影された写真が添えられたポストカード型のカレンダーは、「暮らしの中で季節の移ろいを感じてもらいたい」という椿野さんの想いが詰まっています。

二十四節気や新月／満月の月の満ち欠け、季節の変わり目の体調を整える期間でもある土用の入り／明けが１年を通して記されています。

また、月ごとの草花からの言葉も綴られていて、自然の移り変わりをより身近に感じていただけます。

様々なできごとが起こり情報が飛び交い、目まぐるしく状況が変化していく時代。日々の暮らしに追われるまま、あっという間に月日が流れていきます。そんな時でも、お庭や公園などに目を留めれば、植物は変わらずに季節の移ろいを私たちに伝えてくれます。

このカレンダーは、単に日付や曜日を確認するためのものではなく、季節の変化に足を止めて、自然の営みを感じ調和しながら心と身体が健やかに暮らしていくことの大切さを教えてくれているような気がします。

「季節の風景と言葉をお届けする手紙をお届けするような気持でつくっています」という椿野さんのメッセージが心に響くカレンダーです。

オンラインショップはこちらから

→その他の「blank+」の記事はこちらから
→その他の「今日のひとしな」の記事はこちらから