使い勝手とデザイン性にこだわった美しい日用品。「岡田製樽」のおひつ

今日のひとしな
2022.05.24

~「ラシクルモール」より vol.24 ~



今日は、食いしん坊スタッフ井上が担当します。
ワタクシ、ホカホカの炊きたてご飯が大好きです。「好きな食べものは?」と聞かれるたび、ありすぎていつも答えに詰まってしまうのですが、「最後の晩餐に食べたいものは?」と聞かれたら、即答できます。「ご飯とお味噌汁!」と(笑)。

ご飯をこよなく愛する人にとって永遠のテーマが、炊きたてご飯の味わいをいかに保つか、冷めたご飯をいかに美味しく食べるか、ではないでしょうか。

このお悩みを解決してくれる日用品。それが、今回ご紹介する「岡田製樽」のおひつです。


見てください、この佇まい。丸みがあって表面は滑らか、そしてうっとりするほど美しい木目。こんなおひつが台所にあるだけでテンションも上がるってものです。



ご飯やお寿司、おにぎりに湯豆腐。何を入れても様になる懐のふかーいデザイン。使ってみて感じますが、本当に、何を入れても綺麗においしそうに見えちゃう。もはや、ご飯を保存するだけにとどまらず、食卓に度々登場しています。


「ラシクルモール」でお取り扱いしている「結」シリーズは、おひつも飯台も、より普段の生活に取り入れやすいようにデザイン上、工夫が凝らされています。例えばタガ(おひつの周りを覆っている輪っかのこと)は細くステンレス製で、シンプル。


そしてまさかの! これはお盆じゃないですよ。なんと、フタ。ひっくり返すと、お盆やプレートとして使えます。アイデアと工夫に脱帽です。職場でも「岡田製樽」の飯台を愛用していますが、様になるので商品撮影時など、フタをプレート代わりに使うこともしばしば……。この「今日のひとしな」にもすでに何度も登場しています。ご興味のある方は、どの写真か探してみてください(笑)。

あれ?……すみません、デザインの素敵さに熱くなりすぎて、肝心の、ご飯を美味しく保ってくれる秘密について語っていませんでしたね(汗)。


このおひつは手作業により丁寧に作られた職人技が光る逸品です。原材料となる木材には国産のさわらを使っています。さわらにはご飯の邪魔をしない程よい香りがあり、軽くて柔らか。また、耐水性や抗菌力が高いのも特徴だそう。

おひつは、温かいご飯から余分な水分を吸ってくれ、冷めるとほどよい水分を補ってくれます。だから炊きたてご飯をすぐおひつに入れると、美味しい状態をずっとキープできるというわけ。木の特徴を熟知しているからこそ、素材を生かして作られているんですよね。「ラシクル」では岡田製樽の職人技やこだわり、またおひつの使い方についてご紹介しています。ぜひご一読ください。


私は飯台を愛用中。ご飯を飯台に入れると、一層ふっくらもちもちとしてご飯が甘くなったように感じるんです。最初、木の香りがぷわ~んとしていたけれど、ご飯の香りとけんかしないから不思議です。ご飯は冷めると乾燥してくるのが悩みどころですが、さすがはおひつ。冷めてもツヤツヤしっとり。おいしい食感が長持ちします。ご飯好きにはうれしい!


もちろんお寿司を作ってもお米はふっくら。美しい飯台ごと、そのまま食卓にドーンとのせて(笑)。

そういえば、我が家ではちらし寿司に金時豆を入れるんですが、これは徳島独特の風習みたいですね。徳島では金時豆を他県より多用しているようで(なぜでしょう?)、金時豆を入れた「豆玉」と呼ばれるお好み焼きもあるんですよ。県外の友人とお好み焼きを食べに行ったときにびっくりされて、こっちがびっくり(笑)。皆さんの地元特有の食べ方や食べものって何でしょうか? 興味があります!

またまたすみません、ついつい話が脱線……。食べものの話って、尽きないですよね〜〜。


うっとりするほど美しい「岡田製樽」のおひつですが、素材は天然木。だからこそ、季節や気温、保管の状態により、状態が変化することも。「岡田製樽」は修理も受け付けています。また、「ラシクルモール」ではお手入れセットもご用意していますよ。

生きもののように状態を観察し、対話するようにお手入れして使っていくことは、手間のかかることかもしれません。でも、そんなふうに愛用していると、ますます愛着も湧いてくるもの。手がかかる子ほど可愛いというやつでしょうか(笑)。それもまた、おひつのある暮らしの醍醐味だと思って、私はご飯生活を日々楽しんでいます。

「岡田製樽」
■スタイリッシュシリーズ結・おひつ(2合用)
■スタイリッシュシリーズ結・飯台セット24cm(2合用)
■岡田製樽のお手入れセット(メンテナンスキット)

写真協力:森香菜子(KIGIPRESS)

 

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