東京から南阿蘇へ。今ここで、ゆっくり伝えたいおしゃれとは Vol.1

暮らしのおへそ
2023.02.08

東京から熊本県南阿蘇に移住。アパレル業界で長年働いていたプロが、自然豊かな森のなかで開いたセレクトショップには、自分のためにおしゃれを楽しむ人のための上質な日常着が揃っています。


 


まるでカフェのような空間で、洋服や生活雑貨をゆっくり選ぶことができる。周囲を散策してもよし、土持さん夫妻とゆっくりおしゃべりを楽しんでも。

 

どこかの誰かのためでなく
自分のためのおしゃれを

雄大な阿蘇山の南にセレクトショップ「robin ASO」はあります。東京のファッション業界で共に忙しく働いてきた土持浩二さん、加奈子さん夫妻が、この地に引っ越してきたのは13年前のこと。

お店に並ぶのは、天然素材が中心の着心地がいいものばかり。

「若い頃って、まだ自分があやふやな存在で、洋服の力でどうにかしたいと思いますよね。ハイブランドのロゴを見せておしゃれ度をアピールしたり(笑)。でも歳を重ねるにつれ、洋服って自分のために着るものだってわかってくると思うんです」と加奈子さん。お客さまには、仕事や暮らしについてじっくり話を聞くそう。

「通勤するから少しきれいめなものを着たいとか、体型に自信がないけれど、スッキリ見せたいとか。その方の毎日に合ったおしゃれを提案できればなと思います」


右・「エヴァム エヴァ」は常時取り揃えている。カーディガンはやわらかさと華やぎをプラスしてくれる。 左・チェックのキルトスカートでおなじみ「オニール オブ ダブリン」も、落ち着いたカーキなら大人っぽく着こなせる。

 


全身をスモーキーな色合いでまとめて。「エヴァム エヴァ」のウールのコートは軽いけれど暖かく冬から春先まで着られる。加奈子さんのコーディネート提案もお店の魅力のひとつ。

 

→Vol.2につづきます
photo:白木世志一 text:一田憲子

 


『暮らしのおへそ Vol.35』より
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robin ASO(ロビン アソ)

ファッション業界で培った経験を生かし、素材にこだわり、着るたびに愛着が湧いてくる服を提案。オンラインショップも充実。

 

住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽3811-1
電話:0967-67-2338
営業:11:00 〜18:00
定期:水曜、木曜
https://robinaso.com/
Instagram @robin.aso

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