約10分で完成するDIY 【マルニ木工】HIROSHIMAアームチェア座面カバーの張替え
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
「日本の住文化を高めたい」そんな思いで創業したマルニ木工は2023年で95周年。
創業以来変わらず木製家具にこだわり、「工芸の工業化」をモットーに、職人の手仕事と機械加工のバランスを追求した家具を皆さまに提案しています。
「令和の家具事典」ではマルニ木工のこと、そして私たちが作る家具のことなどをお届けしていきたいと思います。
少しでも皆さまの暮らしのお役に立てますように。
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#08
カバーの張替えでイメチェン
HIROSHIMAアームチェア(張座)をはじめとするいくつかのアイテムの座面はカバーリング仕様になります。ご家庭で簡単に座面カバーを張替えることができます。
家具の張り生地はお部屋の雰囲気を決定する一つの要素になり、多くの方が決定までにとても悩まれています。そんな時、カバーリング仕様の家具を選択いただいていれば、汚れた時はもちろん、お部屋の模様替えなども簡単にできるのでお勧めです。
今回は代表アイテムのHIROSHIMAアームチェア(張座)のカバー張替えを順を追って説明していきたいと思います。
①ご用意いただくものはHIROSHIMAアームチェア(張座)、HIROSHIMAアームチェア替えカバー、プラスのドライバーです。
② 椅子を裏返すと4ヶ所、ネジで留められていますので、プラスのドライバーで緩めていきます。この時、手で座面を押さえながら行うと、ネジを緩めやすいです。
③ネジを4本緩めると、こんな感じになります。
④座面からカバーを取り外します。カバーの裏側はマジックテープで留めてあるので、簡単に取り外しができます。
カバーを外した座面(左)と、座面から外したカバー(右)です。
新しいカバー(黄色)を張っていきます
⑤座面は椅子の前側は広く、後側は狭くなっています。狭い方の一角からスタートするとスムーズです。座面にカバーをかけるというよりは、カバーに座面を入れていくという表現が実際の作業に近いと思います。
⑥カバーはピッタリ縫製されていますので、各角がぴったりと入るように調整します。座面上に手のひらを滑らせ、余っている生地があれば最後の角へ寄せていきます。
すべての角が収まったら、座面を裏返し、マジックテープで留めていきます。この時、縫い代は座面の後ろに入るように調整すると、椅子に乗せた時にきれいになります。
⑦カバーの穴の開いている箇所と、座面のネジ穴の位置が合うように調整してください。
ここまで来たらほぼ完成です。あとは椅子に取り付けるだけ
⑧椅子を裏返しにし、③で緩めたネジを留めていきます。座面を裏返しにして椅子に取り付けていきます。 ネジ留めが難しい場合は、椅子やソファに掛けて、椅子を裏返しにしたまま膝に座面部分を乗せて取りつけると作業しやすくなります。
⑨完成!
一度試してみると、案外簡単なことがわかると思います。所要時間は約10分です。
カバーをいくつか揃えて、季節の変わり目にカバーを替えて、模様替えをしてみてはいかがでしょうか。
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