生活感のある日用品をスッキリ収納できる引き出し

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

千葉県我孫子市にあるsumicaの古家具ショップは、築50年の平屋をセルフリノベーションし、時代を超えて大切にされてきた趣のある古家具や古道具などを数多く取り揃えています。
古き良い家具を今の暮らしで生かせる空間づくりをテーマに、こんなふうにしてみたら？ という提案と、sumica流コーディネートを楽しんで頂けたら嬉しいです。

　＃06
24杯のドロワー

昔の古い引き出しは、使用する目的に沿って作られたものが多いです。
例えば、大工道具や部品を保管するための細かい仕切りの引き出し。
役所や事務所などで文書を保管するように作られた数が多い薄型の引き出し。
図書館でカード整理のための五十音で整理ができる引き出し。
病院で使うカルテを保管する引き出し。
薬局で漢方などの粉末を入れるための気密性が良い桐の薬箪笥。
いずれも引き出しの数があり、大型ものが多く見られます。
一般の家庭では手紙や通帳やすずりなどを入れておく、小ぶりな小引き出しが使われていたようです。

この24杯の引き出しは病院で使われていたようですが、薬臭もなく、カルテサイズでもなさそうです。背板、内板全て杉板を使用していますが、取っ手に重厚感があり、状態も良く、現代のインテリアにも十分取り入れられそうです。

■リビングで、こまごました物の収納に使う
文具や紙ものの他、お薬や、裁縫道具、趣味の小物なども整理できます。
家族で場所を決めて入れるようにしても良いですね。

リビングの実用的な小物も整理。

■キッチンで食器や道具の収納に使う

■台として使う

しっかりしているので、木枠のガラスケースの下台にもできます。

■窓際に置ける絶妙な高さ

ミラーを置いて鏡台のようにもなります。

■古き良いものは長く使いたい

背板、底板は杉板で作られている。

２杯のリングの金具がなく、同素材の丸い取っ手をつけてみました。これはこれで古いものならではの面白いところですね。

（家具）
■24杯のドロワー
■木枠の卓上ガラスケース

（雑貨）
■卓上ミラー
※一点物のため売り切れの場合があります。ご了承ください。

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