気が付けば毎日使っている、古谷製陶所の彫刻皿

今日のひとしな
2025.03.08

〜「PLAIN PEOPLE」より〜 vol.8


今日は古谷製陶所の鉄散 彫刻皿7寸をご紹介します。だいたい直径21cmほどで白い肌にところどころ土の鉄分による黒点が飛んでいるので鉄散というそうです。


フチに施した彫刻がアクセントになり料理が華やぎます。一見洋風な見た目ですが、粉引の持つやわらかい雰囲気で和食にも合い、ひとり分のメイン料理やパスタにぴったりのサイズです。


手仕事での制作なのでひとつとして同じものがなく、私が見たものも白いものがあったり、オレンジが浮き出ているものがあったり、黒点も飛んでいる場所がそれぞれ違います。その中から自分の好みのものを選ぶのもまた楽しいです。


他のアイテムも気になるものがたくさん。白以外もあります。

古谷製陶所とは2023年のJAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK通称JTCWと言われるイベントで出会いました。
JTCWは経済産業省の協力のもと、「創り手(=工芸士)」「売り手(=各ショップ)」「使い手(=購入者)」をつなげるため、日本各地の伝統的工芸品を東京都内のライフスタイルショップが独自に選び、販売し日本の伝統的工芸品、日本のもの作りを守っていこうというイベントでプレインピープルは毎年参加させていただいています。


古谷製陶所では独自にブレンドした鉄分の多い赤土を使用し白泥を掛け、低温で二回の本焼きをする事でやわらかな粉引きの器を作られています。粉引きの「白」は素朴で温かみのある「白」。どんな料理も優しく包み込み、他の器との相性も抜群です。


古谷製陶所の器への思いがまた素敵なのです。

「日々の暮らしの中で一番大切な時間」
 それは家族が集まってご飯を食べたり、
お茶やコーヒーを飲みながら
ホッとしたりする時間。
そんな時間がより豊かになるように、
人々の暮らしにそっと
寄り添っていけるような
そんな器作りを心がけています。

「気が付けば毎日使っている」そんな器になるように重さ、持ちやすさ、サイズ感といろいろとこだわり、工夫しながら一つ一つ全ての工程を手作業で制作されています。

使う方の笑顔を思い浮かべながら心を込めて作られている、そんな器で日々のホッとする時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


プレインピープル六本木
プレインピープル日本橋髙島屋S.C. にて~3/23まで古谷製陶所の器たちが並びます。
この機会にぜひご覧になってみてください。

 

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PLAIN PEOPLE/プレインピープル

https://www.plainpeople.jp
Instagram:@plainpeople_official

 

【PLAIN PEOPLE STORES】
Aoyama:03 6419 0978
Roppongi:03 6804 5158

Tamagawa Takashimaya S・C:03 5797 0218
Tokyu Plaza Ginza:03 6264 5418
Matsuya Ginza:03 3561 9078
Nihombashi Takashimaya S.C.:03 5542 1598
Osaka:06 6485 7868
Daimaru Shinsaibashi:06 4256 1068
Kyoto:075 746 5088
Nagoya Midland Square:052 569 2248
Daimaru Sapporo:011 231 8308
Fukuoka:092 713 7398

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