【番外編 逆帰省(?)の山梨旅】60代 大人旅の愉しみと工夫

頑張りすぎず心地いい、60代の大人暮らし
2025.03.28

こんにちは、小暮涼子です。『60代 大人旅の愉しみと工夫』の発売から、早いものでもう1ヶ月が過ぎました。今回は番外編で、一昨年に山梨へ移住した次男家族のもとへ「孫に会う旅」です。お嫁さんが仕事で北欧に(素敵!)行くと言うので、お手伝いにと夫と向かいましたが……。


お夕飯に次男作のカレーを食べて孫たちとお風呂に入り就寝。目覚めると朝靄たなびく美しい景色にうっとり。6月末でしたが朝晩は肌寒いくらいの気温でした。


無農薬のプラム果樹園の園主さんのご好意で、早朝から保育園のお仲間とクワガタ捕りをさせていただけることに。写真は受粉用の原種のプラムだそうで、とっても綺麗!


クワガタ捕りとは関係ないものでリュックをいっぱいにして、わしわしと果樹園を歩く孫娘。木で赤く熟したプラムをいただき美味しそうに食べていましたよ。


お昼ごはんは人気のお蕎麦屋さんへ。1時間ほど待つとのことでしたので順番待ちの名前を書いたら、待ち時間を利用して近くの武田信玄の菩提寺「恵林寺」を訪ねました。総門の松が美しく、振り返ると真正面に富士山が見えたのが印象的でした。


本堂は撮影不可でしたが見ごたえたっぷり、国の名勝指定を受けている恵林寺庭園も手入れが行き届いていて素晴らしかったです。


約1時間で恵林寺のお参りを終え、順番待ちをしていた「そば丸」へ。古い建物を生かしたインテリアがいい感じでした。


カラリと揚がった天ぷらに美味しいお蕎麦。待った甲斐がありました。ここで孫たちと別れ私たちは家路につきました。


ハテ? 私たち、なにか役に立ったのかしら(笑)。朝、洗濯物を干すのを手伝ったくらいで、すっかり次男にもてなされ、別荘気分で楽しんだ2日間でした。自宅アトリエが仕事場の息子だから可能なことでしょうが「孫に会う旅」は子の成長にも気づく旅でした。帰省に逆帰省(?)だって立派な旅。この春、皆さんはどんな旅をしたいですか? ふとした出会いや発見の中にあなただけのワクワクがみつかりますように。

発売中の『60代 大人旅の愉しみと工夫』では、60代の私が旅を楽しむためのちょっとした工夫をご紹介しています。こちらもぜひご覧いただけると嬉しいです。

写真と文/小暮涼子

 


 

小暮さんの著書
60代大人旅の愉しみと工夫
1540円(税込)


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小暮涼子

Ryoko Kogure

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肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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