はじめての、フランスのカゴ祭り
「スタイリスト鍵山奈美さんのカゴ祭り便り」vol.2
プロヴァンスで友達と合流し、夕方のパレードに間に合うように、カゴ祭り開催の地・ヴァラブレーグに向かいました。プロヴァンスの旅の拠点・アヴィニョンからタクシーに乗って30分ほどの、小さな村です。
お祭りが開かれている広場に到着! この日は、職人さんたちが1年かけて編み上げたカゴを自ら持ち寄り、かわいい三角屋根のテントブースごとに販売しています。
いろいろな形のカゴが所狭しと並んでいて、ドキドキしてしまいます。素朴な雰囲気のものが多いようです。
ブース内で実演している職人さんも。ぐんぐん編まれていく様子を見ているだけで楽しくなります。
伝統的な衣装に身を包み、準備をしている人がチラホラ。いよいよパレードが始まるようです。
実際のパレードを目にして、「かわいい!」を連呼する私たち。あとから、誰よりも声を出していたと言われました。興奮してしまったんですね(笑)。
こちらは去年買ったカゴたち。大型のふたつきバスケットや、鮮やかな黄色のビニールかごなど、ちょっと個性的なものも。スタッキングできるよう考えながら選んで、7個を手持ちで帰国。我ながら感心します。
そんなカゴ祭りの様子をインスタグラムにあげたところ、帰国したあと、たくさんの人たちから「写真かわいかったね! 来年は行くの?」と聞かれました。どうしようかなと考えていたら、いつもお世話になっているブランド「ジャーナル スタンダード ラックス」のプレス秋山裕子さんから、「来年も行くなら、うちでフランスのカゴのポップアップショップをやりませんか?」というありがたいお誘いが。「行く行く! やります!!」とすぐに返事をしました。
そして今年の夏、私はまたコートダジュールから入り、プロヴァンスのアヴィニョンで、プレスルーム「アリスデイジーローズ」を主宰する、友人の黒田朋子さんと合流。ロンドンから来た友達2人も加わり、4人でカゴ祭りに向かうことになりました。
10/21(土)、鍵山奈美さんが南仏で見つけてきたカゴが並ぶポップアップを開催!
東京都渋谷区神南1-5-7
03-5457-0844
営業時間:11:00~20:00
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