今日を楽しく変えられるのは私だけ。Vol.1  モデル/デザイナー 雅姫さん

暮らしのおへそ
2018.01.15

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雑誌に紹介される自分と、
本当の自分の間にギャップがあって
悩んだ時期もありました。
Jリーガーだった夫は、結婚2年目に引退しました。
人生には思うようにならないことが沢山あります。
でも、誰かが私を幸せにしてくれるわけじゃない。

今日を楽しく変えられるのは私だけ。

そう腹を括ったら、
花一輪、部屋に飾るだけでうれしくなることに
気づきました。

 

 

 

料理上手より、盛り付け上手になる

 

娘が大学生になったので、夕食はひとりの日も。
手をかけて作るより、
好きなものをきれいに盛り付けければハッピー!

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 ひとりの夕食は、キッチンでヴォルスやモグラ、ピカソたちと一緒に。
「料理はそんなに得意ではないけれど、きれいに盛りつけることは大好き。
好きなものだけ買ってきて、彩りを考えながらトッピングした丼や
ワンプレートご飯はよく作りますね」と雅姫さん。

 

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サーモンのお刺身をカットし、パクチー、みょうが、おくらなを加えて、
最近気に入っているという「叙々苑」のドレッシングであえただけ。

 夜7時。仕事を早めに終えて家に帰ると、
雅姫さんはキッチンで自分のための夕食作りに取り掛かります。
娘のゆららちゃんは、昨年見事に美術大学に合格し
アルバイトで忙しくて夕食時に家にいることは、
めっきり少なくなりました。
夫の森敦彦さんは元Jリーガー。
今は、ファッションブランド「ワコマリア」のデザイナーとして
忙しい毎日を送り、「いつ帰ってくるかわからないの」
と雅姫さん。

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 こんな風に家族3人はいたって自由。
ただしそこには、これまで、家族の土台を
さりげなく支え続けてきた雅姫さんの姿がありました。

「21歳でゆららを産んですぐに、
森がサッカーを辞めちゃったんです。
Jリーガーと結婚したのに、いきなり無職になっちゃった(笑)。
だから、私が小さな子供がいてもできることを考えて、
『ハグオーワー』を立ち上げたんです」。

 大人の服をそのまま小さくしたような「ハグオーワー」の
子供服は、たちまち評判を呼び、雑誌に掲載された、
ゆららちゃんと雅姫さんのツーショットは、
みんなの憧れでした。その影にこんな事情があったなんて!

Vol.2に続く

photo:砂原文 text:一田憲子
『暮らしのおへそ』Vol.24より

 

 

 

Profile

雅姫

Masaki

モデルとして活躍するほか、着心地のよい大人のためのカジュアル服「ハグ オー ワー」、暮らしを彩る衣食住を提案する「クロス&クロス」のデザイナーを務める。『SENS de MASAKI』(集英社)をはじめ、自身のライフスタイルを紹介する著書多数。夫と娘、愛犬3匹と暮らす。
Instagram「@mogurapicassowols」「@sensdemasaki

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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