“子育てと家事と仕事のバランスの” もやもや 保手濱歌織さん Vol.1
日々のご飯作りは、調理家電におまかせ。
家事の時間をとことん短くしたら、「やりたいこと」が見えてくる。
日々のご飯作りは、調理家電まかせ。ガスの火を使うのはコーヒーをいれるためのお湯を沸かすときぐらい。キッチンに立つ時間を限りなく少なくし、「やりたいこと」に時間を使う。オープンキッチンにはモノを出しっぱなしにせず、いつもスッキリ。
9歳の幸歌くん、4歳の幸都ちゃん、2歳の織都くんと3人の子どもを育てながら、サービスデザイナーとして仕事をする保手濱さん。昨年引っ越したばかりという新居を訪ねてびっくり! キッチンに調理家電がずらりと並んでいたのですから。
朝、子どもたちを送り出すと、野菜や肉をカットして電気調理器へ放り込み、調味料を加えスイッチオン! 仕事を終えて帰る頃にはおかずが完成しているというわけです。
「今まで、夕飯作りがいちばん気が重かったんです。そんな『やらなくちゃ』がなくなったのは、わが家の大革命でしたね。夫は『いいものが来たね~』と喜んでくれたし、子どもたちもモリモリ食べてくれて」
暮らしのなかから「やらなくちゃ」を徹底的に追い出し、「やりたい」ことを手に入れる、というのが保手濱さんのもやもやの整え方。子育ても同じです。保手濱家には「9時には寝る支度を始める」という最低限のルールがあるだけ。
「『宿題やったの?』とも聞きません。かつては、いつも怒ってばかりいたけれど、それがなくなりました」
買い物はネットスーパーで
「イトーヨーカドー」のネット通販を利用。スマホで注文し、仕事から帰った頃に配達。買い物に行かずにすむ。
豚肉の角煮
「ティファール」の電気圧力鍋「クックフォーミー エクスプレス」はいちばんのお気に入り。専用のレシピサイトを見ながら材料を投入。豚肉の角煮もわずか20分で完成する。
完成!
掃除は「ルンバ」におまかせ
毎朝、織都くんを保育園に送るときに「ルンバ」を発進!その他、毎月1日にお風呂の排水口の掃除をする、など決めている。「その日以外は掃除のことを考えなくてもいいから気分がラク」
洗濯機で乾燥まで。シワシワになっても気にしない!
夜、洗濯機をまわして乾燥までを終え、たたむのは翌朝の夫の役目。これで洗濯物を干す手間がなくなった。「どうしてもシワになりますが、気にしないで子どもたちも私もそのまま着ています」
「暮らしのもやもやを、整える」より
photo:近藤沙菜 text:一田憲子
Profile
保手濱歌織
ファッション大手の通販カタログの総合ディレクションを担当後に独立。現在は、新規事業の立ち上げの手伝いや、地域コミュニティ活性化の提案をしたりと、サービスデザイナーとして活躍中。子ども3人と夫の5人家族。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。