ヨーロッパへの旅 ~「今日のひとしな」番外編・2~
今日のひとしな
2019.12.13
~ LOCALERS(ロカレール)より vol.13 ~
皆さんこんにちは、「LOCALERS」の中村です。昨日に続き、今日も少し旅の続きを綴りたいと思います。
アントワープを後にして、ブリュッセルからベルリンへ。ベルリンは今回訪れたどの街とも違う空気感で、想像以上に心地よい街でした。
首都にも関わらず非常に穏やかで、中心街を少し離れると自然もあります。ヨーロッパ特有のカラッとした夏の気候のせいか、それがまた心地よさ指数を上げてくれました。
ベルリン滞在は週末に合わせたので、朝は早起きしてマーケット巡りからスタート。
買付けする予定ではなかったのですが、とあるマーケットで日本ではなかなか見つけられないものがサクサクと見つかったので、数点買い付けました。あまりお伝えしたくないのですが、ドイツのマーケット最高です(笑)。
今回の旅のメインは、バウハウス(1919年にドイツに設立された、世界初の本格的なデザイン教育機関。芸術と産業を統合した総合的なデザイン教育は、バウハウスから始まりました)を訪れること。どうしても直接見たくて、ここまで来ました。
バウハウスはベルリンから電車で2時間弱のデッサウという郊外にあります。この日は、ようやくここまで来れたいう気持ちでいっぱいで終始気持ちが高まっていました。
象徴的な校舎の外観が目の前に飛び込んできた時は感動しましたね。
実際に足を運んでみると、やはり写真集や本で学べなかったことをを知ることが出来ました。それは空間の使い方や光の入り方だったり、吹き抜ける風の心地よさや様々な素材感やパーツの雰囲気だったり。どれをとっても実際に訪れてみないと分からないことだらけ。
バウハウスから少し離れたマイスターハウスもまた素敵で、ため息が出てしまいます。意外とペンキの塗り方はこんな感じで良いみたいです(笑)。
この辺も好きな方にはたまらないはず。ベルリンにはコルビュジエもアアルトの建造物もありますよ。そして街を歩いていると、確実にバウハウスの影響を受けたモノで溢れています。
悲しい過去を乗り越えて、この街にはアートも、音楽も、建築も、芸術を受け入れ、そして大切にする懐の深さを感じ、触れることが出来ました。最高に良い旅でした。
まだまだ綴りたいところですが、旅の話の続きは店頭で。
それではまた明日。
LOCALERS(ロカレール)
岩手県盛岡市上ノ橋町1-2
TEL:019-681-6630
営業時間:12:00~19:00
定休日:火曜
http://www.localers.jp
Instagram「@localers_womens」
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