おうち時間にナチュラルな香りを取り入れて

外に出かけないぶん、家の中での楽しみを見つけることが大切になってきている今日このごろ。きれいに掃除をしてインテリアの配置を見直したり、新しい雑貨をディスプレイしたり。そして、仕上げに香りをプラスしてみたり……。そう、最近ルームフレグランスを使う人が増えているそうなんです。

そこで今回、部屋での香りのとり入れ方を学ぶため、日々の着こなしはもちろん暮らしぶりも素敵！ と話題の金子敦子さんと一緒に、空間づくりのプロ・スタイリスト岩佐知布由さんに会いに行ってきました。

金子さん「わあ、素敵な空間！ 岩佐さんがスタイリングされたのですか？」
岩佐さん「はい、今回はナチュラルな雰囲気でまとめた部屋を作ってみました。ウッドの質感をベースに、アクセントにグリーンやイエローを使ったコーディネートです」

金子さん「私、こういうヴィンテージ感のある小物が大好きなんです。わが家にも、長い年月を経た家具や雑貨がたくさん置いてあるんですよ」

そこで、金子さんのご自宅の様子を撮った写真を見せていただくと……


岩佐さん「レンガのような赤い色に塗られた壁がパリの家みたいで、ヴィンテージ家具とも調和してすごく格好いいですね！」

金子さん「うふふ、岩佐さんに褒めていただけるなんて、うれしいです。ところで今回の企画は、香りがテーマだとお聞きしました。私は普段、クロゼットにポプリをおいているくらいで、部屋で香りを楽しむ習慣はないのですが、何かおすすめの楽しみ方はありますか？」

岩佐さん「ここ数年、ルームフレグランスの人気が高まっているようです。インテリアショップや雑貨店でも、リードディフューザーと呼ばれるスティックタイプのものをよく見かけるようになりました」
金子さん「でもそういうものって海外製だったりして、ちょっと手が届かない価格帯のものが多いですよね……」

そこで、編集部からのご提案！ この春、リニューアルして反響が高まっているという噂のアイテムを入手してきました。それがこちらの「シャルダンフレグランス」。こんなにおしゃれな雰囲気なのに、ドラッグストアでお手頃価格で購入できるというから驚きです。

金子さん「香水瓶のようなボトルが、高級感があって素敵ですね。あ、香りも香水みたい。華やかな香りなので、ちょっぴり眠い朝でも、ウキウキした気分でコーディネートを考えたり準備をしたりできそう！」

金子さんご指摘のとおり、「シャルダンフレグランス」は香水にも使われる50種類以上の上質なフレグランス成分を調合。そのためトップノート、ミドルノート、ラストノートと香水のように香りが変化していくのが特徴です。

ナチュラルな空間に調和するこちらの「コットンアンバー」は、トップノートはオレンジやアップルなどフルーツ系、ミドルはジャスミンやラベンダーなどリラックス系、そしてラストはシダーウッドやバニラなどで構成されていて、さわやかながら、あたたかみのあるホワイトフローラル調の香りが漂います。

岩佐さん「クラシックなデザインなので、懐かしい雰囲気のかぎ編みレースなどと組み合わせてディスプレイを楽しむのもいいですね」
金子さん「ほんと、どんなインテリアにも合わせやすそう」

さて、今回はじめてルームフレグランスを体験した金子さん。感想はいかがでしたか？

金子さん「今までアロマの香りには親しんできましたが、こういう香水を感じさせる香りも気分転換になっていいものですね。実はこういう香りって、私の世代にとってはノスタルジーを感じるんです。20代のころは男の子も女の子もみんな香水をつけていて、この香りをつけたあの子とよく遊びに行ったなとか、あの人はいつもあの香りを漂わせていたなとか、思い出と香りが結びついているので……。久しぶりに、気分が上がりました（笑）」

と、遠い目でほほ笑む金子さん。どうやら、気に入っていただけたようですね。今日の前編では、ナチュラルなインテリアに合う「シャルダンフレグランス」の「コットンアンバー」が登場しましたが、2週間後に公開する後編ではちょっとモダンなインテリアとともに、もうひとつの香りをご紹介させていただく予定です。お楽しみに～。

photo：小山奈那子

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