「今日のひとしな」番外編!‟大岡山クリエイターストリート” vol.2
~ 「岡の」より vol.21 ~
「装身具LCF」のジュエリーはほとんどが一点ものです。
水晶のネックレス 1石¥20,000+tax 4石¥27,000+tax 7石 ¥45,000+tax 9石¥90,000+tax
水晶のピアス ¥21,000+tax
水晶のリング ¥29,000+tax
ショップに入ってまず目に飛び込んできたのは、水晶のジュエリー。ボリューム感といい、品のよさといい、選ばれた石の透明感にデザインと、全てのバランスが素晴らしく、思わず手に取ってみたくなるジュエリーです。そして何よりこれが一点ものだなんて。なんて贅沢!
原石の水晶が持つ、整い過ぎていない無防備な美しさ。原石の魅力は、ひとつひとつ違う陰影と表情。
デザイナーの立川博章さんは石の美しさを見極め、完成をイメージし、枠を作り、組んでいき、石留めを施します。様々な職人が分業でしている仕事を一人でこなします。特に、ジュエリーの製作で一番大事で手間のかかる原型製作。立川さんは日々、手強い原石の複雑な形をジュエリーへと昇華させる、この原型製作に力を注いでいます。作業風景を少し見せて頂きましたが、思わず息を止めてしまうほどの繊細な作業。枠の一本の線を見るだけで、その美しさを感じます。
原石ではない、整った同じサイズの石を使えば、ひとつの原型で何個でもジュエリーを作ることができます。なぜ、それをしないのか。素朴な疑問を投げかけてみると、「作ることが好きだからでしょうね」とにこやかに答えられます。
デパートのガラスケースにずらりと並ぶジュエリーとは、どこか距離を保っているように感じます。クラフト作家さんとの交流も多いそうで、作ることの楽しさを何よりも創作の原点としている姿がうががえます。
(立川さん着用の革エプロンは、昨日ご紹介したレザークラフトの「GARRET WORKS(ギャレットワークス)」の佐藤さんが作られたもの)。
「装身具LCF」には、いつもおしゃれな雰囲気のあるお客さまがお店にいらっしゃるな、と気になっていました。実は、セレクトショップで企画や販売をする方など、東京の“かっこいい”を生み出す側の人たちが数多く訪れるお店でもあります。
華やかさがあって、ボリュームがあるのにゴテゴテとせず、軽やかさ、透け感があって普段着にも、特別な日にもかっこよく身に付けられるジュエリー。
「自分が作ったものを、大岡山という場所までわざわざ訪ねて見にきてくれる。お客さんとのその繋がりが嬉しい」と、立川さんはおっしゃいます。自分のジュエリーを身につける人の顔が見える。そして次はもっとよいものを見せたいと思う……。
一人の女性に一つだけの一点もののジュエリー。
店内にセンスよく置かれているアンティークの小物ように、‟一つだけ”の輝きと美しさ。そして長く人に愛され、使い続けられるジュエリー。
大岡山に美しいジュエリーがあります。ご覧になって頂きたいです。気になった方は、「装身具L C F」のホームページをぜひ覗いてみてください。
「装身具LCF」
創り手・立川博章(1978年生まれ)
「LCF」とはLife Concept Factoryの頭文字をとったもので、「身につける人にとってなくてはならない宝物になるようなジュエリー」、そんな思いを胸に日々製作をしています。
2000年よりオリジナルジュエリーの製作活動を開始。2010年に都立大という地で2.5坪の小さな空間にアトリエを併設したShopをオープン。2015年年末に店舗立ち退きの為閉店。半年間の準備期間を経て2016年6月に大岡山にて自分達の大好きなモノを詰め込んだアトリエを併設したShopをリニューアルオープン。ショップ名を「装身具LCF」とし再始動。
東京都目黒区大岡山1-6-4
TEL:03-5726-9843
メールアドレス:okano.shop@icloud.com
営業日:金・土・日
営業時間:12〜19時
Instagram「@oka_no.oookayama」
※感染症予防のため、しばらく休業とさせていただきます。
今後の営業についてはインスタグラムでお知らせをしますので、ご確認ください。
休業期間中もメールやインスタグラムでのお問い合わせは受付けております。
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