スティグ・リンドベリ フェア開催

今日のひとしな
2023.03.23

~「free design」より vol.23 ~


20世紀におけるスウェーデンを代表する陶芸家「スティグ・リンドベリ/Stig Lindberg」。陶磁器ブランド「グスタフスベリ/GUSTAVSBERG」で数々の名作を生み出してきた伝説的なデザイナーです。

北欧デザインを語るうえで欠かせない彼の作品を集めた「スティグ・リンドベリ フェア」を、3月24日(金)~4月9日(日)の期間、フリーデザイン吉祥寺店で開催いたします。

繊細なタッチで描かれたテーブルウェアをはじめ、大胆でインパクトのある陶板やオブジェなどのヴィンテージ作品、復刻されたグスタフスベリ作品など、約200点をご覧いただけます。
一度目にすればその世界観に惹きこまれること間違いなし!

今回のフェアで取り扱うアイテムをいくつかピックアップしてご紹介します。
まずは、彼の代表作のひとつ、「ベルサ/Bersa」から。


1960年に発表された、葉っぱの意味をもつ「ベルサ/Bersa」。
葉脈までしっかりと描かれ、まっすぐに伸びる葉は、繊細でありながら力強さも感じるデザインです。復刻品のプレートやカップ&ソーサーの人気は言わずもがな。
今回のフェアでは、ヴィンテージのピッチャーやボウル、ティーポットなどの希少なアイテムもご覧いただけます。

テーブルにあるだけで、空間をぐっと華やかにしてくれるベルサは、いつでもグリーンを感じられ、心に潤いをくれるデザインです。


ヴィンテージ作品の中でも一番注目頂きたいのが、馬をかたどったアートピース「スプリンガレ」。ぽってりとしたフォルム、ドット模様、そして柔らかな表情は、見るたびにうっとりします。

初めてスプリンガレがお披露目された際、ある名騎手は「これほどまでに間違った形の馬を見たことがない。けれども同時に、これほど馬らしい馬を見たこともない!」と憤慨したという逸話もあるほど。

それほどまでに、スプリンガレには不思議な魅力が詰まっています。


さらに、リンドべリがデザインしたさまざまなプレートやオブジェ、希少な陶板までもが揃う今回のフェア。
モチーフやサイズも自由な陶板は、リンドべリの芸術性が見てとれる楽しい作品です。


1970年代に一度は生産が途絶えたグスタフスベリのテーブルウェアも、色・柄・サイズ、フルラインナップでご覧いただけます。

実は当店では、「グスタフの食器を広めたい」という想いのもと、代理店さんとともに話し合い、据え置き価格でご提案しています。50年前とほとんど変わらない工程で手作業によってつくられているため、今でもなお希少性の高いアイテムです。

復刻品といえど、やはり高嶺の花と思われる方も、豊富な色柄、さらにはヴィンテージ品と見比べる楽しさを感じながら、じっくりとご覧ください。

スティグ・リンドベリの作品が一堂に揃う、またとない機会です。
ぜひ、この機会に吉祥寺へお越しください。

■スティグ・リンドベリ フェア

 

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free design(フリーデザイン)

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F
TEL:0422-21-2070
営業時間:11:00-19:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
オンラインストア:http://www.freedesign.jp
Instagram:@freedesign_jp 

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