登録者数10万人の金融系YouTuberが伝えたい 資産形成で大切なこと【新刊のお知らせ】
※この記事はCome home! webから転載しています。
投資ブームの今、お金にまつわる情報に触れることが増えました。「株式投資で3億円稼いだ」「不動産投資で儲けて年収が10倍に!」みたいな投資によって大成功した記事をよく見かけます。でも、そんな現実離れした金額を目にすると、「特別な才能がないと難しそう」、「投資初心者の私には無理」と気おくれしちゃいますよね。けれど、金融リテラシーゼロでも、投資未経験の人でも、資産形成は可能なんです。書籍「7年で資産4000万円を達成した アラサー夫婦のゆる早セミリタイア」の著者・人気YouTuber「沖縄移住アラサー夫婦」さんに、その理由と方法を教えてもらいました。
夫は専門卒、妻は高卒。お金に恵まれた家庭で育ったわけでもないフツーの夫婦
「二人とも関西生まれ。学校を卒業してからは、僕は理学療法士で、妻はアパレルショップの販売員として働きはじめました。高学歴でもなく、稼ぎも平均的。経済的に余裕がある家庭ではなく、一時期、妻は実家に仕送りをしていたこともあったほどです」
夫婦合わせて借金600万円! 給料が入るとすぐに使う浪費家でした
「社会人として働きはじめたころは、奨学金やスキューバダイビングの資格費用などで夫婦合わせて600万円もの借金がありました。給与が入ったら入ったぶんだけ使う浪費家だったんです」
「沖縄で暮らしたい!」その思いだけで資産形成をスタート
「妻の趣味がスキューバダイビングだったこともあり、年に何回か訪れるほど、沖縄が大好きでした。移住に憧れるようになったけれど、沖縄は賃金が低く、これまでのように生活していくにはダブルワークが必要なほど。これだとせっかく移住しても仕事に追われる日々だとがっかりしたんです。そこで出会ったのが『セミリタイア』でした。資産収入に加えて、少し働いて労働収入を得ることで、何臆円もの大金がなくてもよく、また、若いうちに沖縄で移住暮らしができると知りました」
資産形成の一番の近道は“コツコツ貯める”こと
「投資で大金を稼ぐとか思われがちですが、実際はコツコツお金を貯めていきました。給与を上げるために、転職したり、勤務日数を週5日から6日へと増やしたり。家計を見直しにも着手しました。好きなことを我慢する節約という方法ではなく、『支出の最適化』といって、自分に価値があるものにはお金を使い、そうでないものにはお金をかけないという方法です。そうすることで前向きな気持ちのままお金を貯めることができました」
これからの資産形成には副業が必要!
「副業収入があれば、セミリタイア実現までの期間を短くしてくれます。僕たちがセミリタイアを年で実現できたのはYouTubeなどの副業収入によるところが大きいです。ただ、だれでもSNSで稼ぐということができるわけではないです。僕たちがおすすめなのはアルバイトです。働いたぶんだけ収入が入るという確実性の高さが魅力です」
ある程度元手をつくれたら、投資によってお金を増やす
「投資をするというと、親や祖父母などの上の世代からは『危ない』『貯金がいちばん』と心配されることもあるでしょう。でも、今の普通預金の利息は年0.001%ほど。100万円を預けても年間の利息は10円です。いっぽうで、運用利回り4%の投資にまわすと年間の利息は4万円にもなります。お金に働いてもらい、積極的に増やすことが人生を守ることになる時代なのです」
目的は大金ではなく、豊かな暮らし。セミリタイアした今でも、生活水準は変化なし
「セミリタイアして沖縄で暮らしている今、生活水準は変わっていません。家賃32000円の浴槽なし1Kに暮らし、月の食費は約4万円程度。美容室代は1000円、通信費は6560円です。僕たち夫婦の共有の価値として、『億万長者になりたい』『セレブになって豪遊したい』といった願望がほぼありません。お金はあくまで手段。自分たちが幸せに暮らすために必要なぶんだけあればいいというスタンスです。自由に働けるようになった今、仕事が楽しいと感じるようになりました。また、SNSを通じて仲間も増えました。この暮らしにとても幸せを感じています」
もっと詳しく知りたい方は、現在発売中の「7年で資産4000万円を達成した アラサー夫婦のゆる早セミリタイア」をご覧ください。
「7年で資産4000万円を達成した アラサー夫婦のゆる早セミリタイア」
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