「今日のひとしな」3月担当は「cholon(チョロン)」
こんにちは。いよいよ春が近づいてきました。3月の「今日のひとしな」を担当してくださるのは、昨年9月に待望の再オープンをした北海道・札幌の「cholon(チョロン)」です。「cholon」は店主・佐々木智子さんが営むオリジナルの洋服や雑貨、アジアの各地で買い付けした雑貨やアクセサリーなどを扱うお店です。
再開を心待ちにしていたファンの方も多いのではないでしょうか?
「はじめまして。店主の佐々木智子です。cholonは1997年10月、札幌にオープン。その後東京にもお店をつくり、札幌と東京で営業を続けていましたが2014年に一時閉店しました。5年半のお休み期間を経て2019年9月、札幌市中央 区大通西17丁目の”庭ビル”内で店舗を再開しました」
「cholon」という店名はベトナム・ホーチミン市のチャイナタウンの通称からつけた名前なのだそう。1996年、呼ばれるように旅をしてベトナムに一目惚れし、ここと行き来して仕事をしようと心に決め、翌年、札幌に「cholon」をオープン。それから長い間、ベトナムを拠点にものづくりを続けてきたという佐々木さん。
「再開した今もアジアの手仕事を感じる布や雑貨が好き で、タイ、ミャンマー、台湾などアジア各地へ出かけています。その土地で出会った素材をどう使おうかと想像しながら選ぶのは楽しい時間。集めた素材を使い 小物やアクセサリーなどを作っています」
洋服は素材選びと縫製を大切にしています。流行に関係なく長く着られるもの、自分が好きで着たいと思うものが基本。
「洋服のデザインと素材を決めたら、できるだけ自分でサンプルを縫って、その後長年お付き合いのある北海道内の縫製工場さんへ縫製をお願いしています。『cholon』には10年以上続けている定番のデザインがいくつもあるんですよ」
「cholon」はビルの玄関を入って正面の7坪ほどのスペースです。
「cholon」が入っている「庭ビル」は、他にもおしゃれなお店がたくさん入っている、今、注目のスポットなんです。
庭ビルは「D&DEPARTMENT」の看板が目印。他にも絵本とおもちゃを扱う「ろばのこ」やランチやお茶でくつろげる「庭キッチン」、写真屋さん「マッキナフォト」が入っています。近くには北海道立近代美術館、三岸好太郎美術館、知事公館などがあります、足を延ばして散策してみてはいかがでしょうか。
「ふだんから庭ビルは美術館の行き帰りに立ち寄られる方も多いんですよ。私のおすすめは知事公館。広々とした庭園は緑がいっぱいで気持ちよく、散策におすすめです(庭園は冬は公開されてないようです)。三角屋根の英国風の洋館が素敵で、内部を見学することもできます」
お店は札幌の中心部、地下鉄「大通」駅から2駅目の 「西18丁目」駅近くにあります。駅からお店への行き方を紹介します、参考にしてみてくださいね。
地下鉄東西線「西18丁目」駅の4番出口を出て左手へ進み、角にある「まるやすマート」を左へ曲がります。まっすぐ進み次の信号を渡ると「チャオ」というクリーニング店があります。そのクリーニング店を過 ぎると、cholonが入居する「庭ビル」に到着です。駅から店までは徒歩3分ほどの距離です。
札幌駅からはタクシーの場合は10分くらいで到着します。
短縮営業となり、みなさんにはご迷惑をおかけしますが、
.今後の営業については状況を見ながら判断していきたいと思います
なおオンラインショップについてはいつも通りにオープンしており
明日からの連載も、どうぞお楽しみに!
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。