「今日のひとしな」６月の担当は「les trois entrepots（レ・トロワ・アントゥルプ）」

梅雨空を見上げながら、早く夏が来ないかと思う毎日。貴重な晴れの日にはどこかに出かけたくなりますね。
明日から始まるデイリー連載「今日のひとしな」のお店「les trois entrepots（レ・トロワ・アントゥルプ）」をご紹介します。

「レ・トロワ・アントゥルプ」は慶應三年(1867年)に移築された蔵を改装、2017年9月にショップ＆ギャラリーをオープンしました。店名はフランス語で”三つの蔵“という意味で、蔵の扉に残された書付「三福蔵」に由来します。この築150年以上の蔵で「美しいフォルム」をテーマに、作家作品の器やオブジェ、洋服をご紹介しています。

蔵はなるべく手を入れず、残せるものは残し、古い長持や箪笥など使えるものは什器として利用しています。入り口を入ってすぐの空間には、陶器、木工、ガラス、金工などの作家さんの作品を常設で展示しています。ほとんど手を入れていないので当時の蔵の雰囲気を味わえます。

真ん中のミニマルな空間。自然光も入って作品が映えます。

一番奥の空間は、洋服やアクセサリーなどの作品をご紹介しています。

いつ訪れてもいろいろな作家さんの作品が見ることができ、お気に入りを見つけたら少しずつでもいいので、いつでも買い足せるようにという思いから、常設にこだわっています。そんな「レ・トロワ・アントゥルプ」がおすすめする「今日のひとしな」、明日からどうぞお楽しみください。

写真：太田昌宏