ホーローバットを使って、バター不使用で作れる!ヨーグルトが入った軽い味わいのケーキ〜夏井景子さんの「マンゴー缶とヨーグルトのケーキ」
ちょっと懐かしい雰囲気を持つ、昔ながらのホーローバット。このバットを使って、おうちでお菓子を作りましょう!と提案しているのが、『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』。この本の中では人気の料理家7人の先生方が、バター不使用で作れてシンプルでおいしい、「おうちのおやつ」にぴったりのお菓子レシピを提案してくださっています。
この中で、「フルーツ缶のお菓子」を紹介してくださった料理家の夏井景子さん。お料理好きなお母様が作ってくれた思い出のお菓子の中にも、フルーツ缶を使ったものがあるそうで、そんなすてきなエピソードも本の中ではお話ししてくださっています。
今回は、夏井さんのマンゴー缶を使ったケーキをご紹介。ヨーグルトが入った軽いケーキは、今の季節にぴったりのお菓子。ひとつ、もうひとつと食べすすんでしまう味わいです。
マンゴー缶とヨーグルトのケーキ
ヨーグルトが入った、しっとりと軽さのあるケーキ。
ヨーグルトは、水きりせずにそのまま加えます。
はちみつのやさしい甘さと、マンゴーがよく合います。
【材料(20.5×16×深さ3㎝のバット1枚分)】
A・薄力粉…100g
・ベーキングパウダー…小さじ1
B・プレーンヨーグルト…60g
・植物油…大さじ3
はちみつ…30g
きび砂糖…20g
卵…1個
マンゴー(缶詰・スライス)…2枚(80g)
【下準備】
・マンゴーは1枚につき6等分に切り、キッチンペーパーで汁けをふく。
・バットにオーブンシートを敷く。
・オーブンを170℃に温める。
【作り方】
1 ボウルに卵、はちみつ、砂糖を入れ、泡立て器でなじむまでぐるぐるっと混ぜ、Bを加えてよく混ぜる。
2 Aを3回に分けてふるい入れ、そのつど泡立て器でぐるぐるっと混ぜる。
3 バットに流して平らにならし、マンゴーをのせ、170℃のオーブンで30分ほど焼く。中央に竹串を刺して、どろっとした生地がつかなければ焼き上がり。
*泡立てた生クリームを添えて食べてもおいしい
*保存は冷蔵室で
【ホーローバットはこちらを使用しています】
野田琺瑯のキャビネサイズ(20.5×16×深さ3cm)のホーローバットを使っています。近いサイズのステンレス製のバットなどでも、同様に作ることができます。
【夏井景子さんのレシピはこちらにも】
もっとレシピを知りたい方は、こちらをどうぞ!
『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』(主婦と生活社)
定価:1320円(税込)
ワタナベマキさん、吉川文子さん、若山曜子さん、小堀紀代美さん、ムラヨシマサユキさん、中川たまさん、夏井景子さんといった人気料理家7人が提案する、ホーローバットを型がわりにして作れるシンプルなお菓子のレシピ集。シリーズ第3弾のこちらは、バターを使わないお菓子ばかりをご紹介。料理家さんのキッチンの様子から、焼き菓子、ケーキ、プリン、アイスなどのバラエティ豊かなレシピが楽しめる、読んで楽しく使っておいしいお菓子の本です。
【ホーローバットシリーズはこちらもあります】
夏井景子(なつい・けいこ)さん
1983年新潟生まれ。板前の父、料理好きの母の影響で、幼い頃からお菓子作りに興味を持つ。製菓専門学校を卒業後、ベーカリー、カフェで働き、原宿にあった『Annon cook』でバターや卵を使わない料理とお菓子作りをこなす。2014年から東京・二子玉川の自宅で、季節の野菜を使った少人数制の家庭料理の料理教室を主宰。著書に『“メモみたいなレシピ”で作る家庭料理のレシピ帖』、『あえ麺100』『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』(ともに共著/すべて主婦と生活社)など。
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