はじめの1枚におすすめ、タイマニ族の素朴なラグ

今日のひとしな
2021.10.06

~ 「エイトデイズ」より vol.6 ~

アフガニスタン西部の山岳地帯を遊牧するチャハール・アイマク系の一つ、タイマニ族のバーリシトです。

バルーチ族のバーリシトと比べると少し大型で、入口と底に近くには紋織の飾りが織り込まれているのも特徴です。素朴で味わいのあるデザインがタイマニ族の特徴ですが、今回のバーリシトはバルーチ族のバーリシトとも共通する、尖った葉のようなモチーフが繰り返されています。

バルーチ族と比べて明るさと素朴さが感じられますが、タイマニ族のラグとしては文様のバランスや収まりが良く、上下の紋織部分も丁寧で織り手の技術の高さを感じます。


少し汚れもありますが、昨日のバーリシト同様最初の1枚としても良いと思います。

羊毛 パイル織 95x58cm 19世紀

 

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