～「DOKODO」より vol.5 ～

こんにちは。冬に着たい洋服っていろいろありますよね。ふわふわの毛足の長いニットやウールフェルトなど……。本日はコーデュロイを使ったものをご紹介します。サマーコーデュロイってのもありますが、やっぱりコーデュロイというと秋冬のイメージですよね。特有の畝と、光沢感が暖かい印象で季節感を出すにはもってこいです。

「Susuri（ススリ）」のコーデュロイパンツ。

目を引くのはこの発色。ブランドがオーダーしたカラーに染められた生地は、色が深く奥行きがあります。毛足が長く光沢感のある生地は品がよいです。オレンジに近い明るいブラウンは、暗い色になりがちな冬のコーディネートに是非取り入れてほしいです。個人的な話ですが、これ私の祖父の使ってたソファに質感と色が似ていて、どこか郷愁を覚えます……。

カタチは太めの、裾までストンと落ちるようなシルエット。裏地がない分、穿いて歩いたときの生地の揺らめきがいい感じになります。

長めに設定された付属のベルトは裏表で異なる生地を使用しています。股上が深いので、ハイウエストで履いてベルトでギュッと絞るのがおすすめ。上品な生地なので、素直にツルっとしたシャツなんかと合わせて良さを引き出せそうです。

女性だったらクラシックなデザインのジャケットなでカッコよく、ナチュラルカラーのブラウスやニットをタックインしてもよさそうですね。男性はあえてトップスもゆるめにして古着ライクなスタイルもありかもしれません。

コーデュロイやベルベット、別珍を上手に取り入れている方はおしゃれなオトナだなぁ。そう思う、今年30歳を迎えた日比でした。