【金子敦子さん連載】vol.6 紅葉の那須岳にのぼろう!【前編】
金子敦子さんとともにお届けする連載、「大人のソトアソビ。」。今回は秋の登山の楽しみである紅葉を目当てに、栃木県の北に位置する那須岳に登ることに。「寒いから、しっかり準備しなきゃ」と金子さん。そこで前編では、金子さんが秋の那須岳登山に着て&持って行くものの中から、“おすすめの山アイテム5選”をご紹介。機能とデザインが両立していて、街でも使えるものばかりです!
【モンベル×ビーミング バイ ビームスのダウン】
「寒い時期に山に行くと、歩いているときは暑く感じても、止まったり、休憩するときに急に寒くなるのでダウンを持参。私が着ているのは、「モンベル」で人気の薄手のダウン『スペリオダウン ラウンドネックジャケット』の『ビーミング バイ ビームス』別注モデル。カラーは合わせる色を選ばないアイスグレー。コンパクトに持ち歩けるので、街でもバッグの中に入っています」
【無印良品のコットンニット帽】
「ゆるく編んであって、頭にやわらかくフィットするところがお気に入り。防寒対策だけでなく、山では髪がボサボサになりがちなので、帽子があると重宝します。一度かぶると脱げなくなりますが(笑)」
【日本野鳥の会のアウトドアグローブ】
「登山を始めた10年ほど前に購入。歩く間に使うのはもちろん、お湯を沸かしたときに熱くなったクッカーをつかむ時も便利。お手頃価格ながら丈夫で、グリップ力も抜群。街でも手袋として使っています。ピンクやイエロー、パープルなど、色も選べて楽しい! 今、2色目のイエローを予約中です」
【モンベルのスーパーメリノウールのアンダーウェア】
「アンダーウェアはすべてこのシリーズで揃えています。薄いのに冬は暖かくて、夏は涼しい! さらっとした履き心地がたまらなく好きで、今はほかのアンダーウェアは考えられないほど。ショーツは股上が浅いタイプと深いタイプがあって、深いタイプは特に暖かいです。半袖や長袖、タイツと、少しずついろんな種類を集めています」
【山と道のメリノ5ポケットパンツ】
「ハイカーから人気が高いブランド『山と道』のすっきりしたテーパードラインの山パンツ。私の身長は160cmですが、メンズのSサイズがジャストでした。暖かくてシワになりにくいメリノウールで、昨年の秋に買ってから、秋冬は本当に毎日のように履きましたね。落ち着いた色(チャコールグレー)なので、合わせやすいのもいい。今年もいっぱい履く予定です。ちなみに夏は毎日、「山と道」のライト5ポケットパンツを履いています。「山と道」のパンツ、本当におすすめです〜』
「どんなコーディネートで行こうかな?」と考え中。白も赤もしっくりきますよね。ちなみにザックは「山と道」、靴は「ビボベアフット」です。
【スマートウールのメリノウールソックス】
「を始めた10年前に買って以来、この靴下ばかり履いています。厚みがほどよくて、履きすぎて毛玉だらけなのですが、何度も一緒に山を歩いた愛着のある靴下。花柄もポイントに」
おまけで、ライター増田の秋冬の山アイテムを1点、ご紹介します。
【無印良品のウールTシャツ】
山に行くときのトップスは、一年中ほぼウール。金子さんもおすすめしていますが、吸湿性・保温性の高いウールは、冬に暖かいのはもちろん、体から吸収した水分を外側に放出して熱を逃がすため、実は夏も涼しく快適。抗菌・防臭効果もあるので、汗をかいても安心です。でも山用のウールTシャツは1万円前後と少し値が張るので、「気軽に買えない」という声も。
そこで、おすすめしたいのが「無印良品」の「脇に縫い目のないウール長袖Tシャツ」(税込2990円)です。その名の通り、脇に縫い目がないのでストレスフリー。同シリーズのタンクトップは以前から愛用しているのですが、昨年、待望の長袖が登場〜! インナーとして使う方が多いようですが、いつものサイズより大きめを選べばTシャツとしても着られます。パジャマやルームウェアとして着ても暖かくて気持ちがいいし、洗濯機で洗えて、すぐ乾くのもいいところ。色は白と黒の2色です。
後編では、これらのアイテムを身につけて、那須岳に登ります!
text:増田綾子
Profile
金子敦子
主婦。夫と娘との3人暮らし。看護師を経て日々の着こなしを自撮りで紹介するブログ『命短し恋せよ乙女★50代の毎日コーデ』をスタート。「あっこたん」の愛称で親しまれる人気ブロガーに。著書に『新 大人の普段着』(主婦と生活社)『お母さん、その服なんとかしよ!毒舌ムスメのファッションチェック』(飛鳥新社)がある。
Instagram:@55akotan
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