みんな、人づき合いに悩んでる Vol.3【ママ友の悩み】

暮らしのおへそ
2022.06.15

『暮らしとおしゃれの編集室』で人間関係に関するアンケートを実施。親しかった友人と疎遠になる寂しさなど、友人との距離に悩む声がたくさん寄せられました。

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悩ましい
ママ友との距離感


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雑談が苦手です。軽い話題ができないというか、ちょっとした間に何を話したらいいのかわからなくなります。特にママ友との雑談が苦手で、話がふくらまず……。こちらから質問してみようと思うこともピントがずれている気がして、話せば話すほど自分の話題のつまらなさにイヤになり、話しかけないようになってしまったりすることも……。ママ友のなかで孤立してしまわないかと心配になるほど、本当に話がつまらなすぎる人だと思われていそうな気もして、自己嫌悪です
(なお・40才)


春から小学生のママになりました。今まで保育園に通っていて、あまりママ友づき合いもありませんでしたが、いよいよ始まったなぁと思っています。保護者会の役員になり、LINEでのやりとりや卒園の準備をしていくなかで、だんだんこれがママ友の世界なんだなぁとおつき合いの難しさを感じています。あまりお互いを知らず、顔の見えないLINEでのやりとりやコロナ禍で懇親会もできず……。自分は自分でいいと思ってましたが、子どもとの関係もあるとなれば、そんなときばかりではなく、〇〇って思われたらどうしようと不安になることもあります。また、つき合えば、批判的な意見も出たりして、なんだかどう振る舞うのがよいのか迷ってしまいます
(チロリン・37才)


子育ての考え方の違いはあって当然。ママ友の考えも否定はせず、「そういう考えもあるね。私は〇〇と考えてるよ」と受け止め、主張をしているつもりです。でも、ママ友の子どもとわが子が一緒に同じことをやるとき(登下校、宿題、遊び、習いごとなど)、わが子にもママ友が口出し手出し先回りする姿に、イヤな気持ちがこみ上げます。子どもたちの時間を大人が先回りして奪ってほしくない。でも、子どもの前でママ友と話すことではないですし、やめてほしいということで、親の関係が悪くなり、子どもたちの楽しい時間を奪うことになるかもしれない。そういう思いから、自分の感情をプラスに代えようと努力はしてみるのですが、我慢をしながら日々過ごしている自分がいます
(よしこ・40才)


今春、子どもが高校受験をしました。PTAの活動で仲よくなり、情報交換などをしていた方に、うちの子どもが○○高校に決まったことを伝えたところ、相手の方は高校名は言わず。言いたくないのはしかたないと納得できますが、仲がいいと思っていたのは私だけかなと感じて寂しいと思うと共に、この手の話は難しいと感じました
(ねこ・52才)


親しくしていた近所のママといろいろあり、ほぼ絶交状態。挨拶のみ。共通の知り合いとまで、つき合いにくくなりました。職場も近所のスーパーなので、それらの人と偶然会ってしまい、イヤな思い出がよみがえります。心の動揺をどうにかしたいです
(くみこ・54才)


photo:佐藤克秋

 

『人との距離を、整える』より
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Profile

前田利恵子

Rieko Maeda

(株)MOF代表。心理カウンセラー。自身の経験から医療と家族の心理ケアを専門とし、夫婦間・家族のファミリーカウンセリングや思春期の子どものカウンセリングなど個々の心理カウンセリングまで幅広く行っている。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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