【新刊情報】実は、“炒めもの”は炒めたらダメなんです!今井亮さんの新刊『“炒めない”炒めもの』から「豚バラとピーマンのカレーオイスター炒め」レシピ
こんにちは。編集部の上野です。
いよいよ梅雨が始まりましたね。今回はお天気のジメジメさえも吹き飛ばす、熱烈におすすめの新刊本をご紹介させてください。
その名も『“炒めない”炒めもの』!!
炒めものといえば、フライパンひとつでできて、気軽な調理法のひとつなのですが、
「野菜から水が出てしまって、くったり、びしゃびしゃになってしまった」
「お肉がなんだかパサついてしまった」
「味付けが毎回決まりにくい」なんて思ったこと、ありませんか?
私はしょっちゅうでした! 時間がない中、自分なりに頑張って炒めものを作っては、家族からは「今日は炒めものかあ・・・」となんとも悲しいつぶやきが(涙)。
そんな悩みをご相談したのは、料理界きっての炒めもの達人。
さらに今季から、あの歴史的な料理番組『キューピー3分クッキング』のレギュラー講師に抜擢された今井亮さんです。
そこで、今井さんがおっしゃったのが、
「炒めものは、炒めちゃダメなんですよ!」という衝撃の言葉!!!
「炒めものをおいしく作る秘訣は、なんと言ってもフライパンの中の温度を下げないこと。
中華料理店で炒めものを作るときは、鉄鍋をふったりして、絶えず鍋の中のものをかき混ぜています。でも、それができるのは家庭用コンロの倍以上はあるお店の火力があってこそなんです。同じことを家庭のコンロでやってもおいしくできないのは当たり前ですよ」と今井さん。
「炒める」=かき混ぜながら加熱する調理法ですが、
今井さんが提案してくれたのは、「焼く」→「あえる」だけ!
フライパンを豪快に煽ったり、チャカチャカ忙しくかき混ぜる必要がないので、ものすごーく楽なのです。
そして、今まで残念な炒めものばかり家族に作り続けてきた、この私でさえ、
“炒めない”炒めものなら、
野菜はシャッキシャキ!!
お肉は香ばしくジューシーに!!
味付けも一発でバシッと決まる!!!
短い時間で、劇的においしいおかずが作れるようになりました。
本の中では、まずはコレを作って欲しい!シンプルな「感激の青菜炒め」や、今井さんのお料理教室「亮飯店」で大人気のみんなが好きな定番の炒めものがラインナップ。
さらに、365日、毎日だって食べたくなる、絶品の炒めものレシピがどどーんと100品ご紹介!
この『“炒めない”炒めもの』の感動をたくさんの方に体験ただきたく、
発売日の6月24日(金曜日)、夜21時から@ryourinohonにてインスタライブ を配信します。
みなさん、ぜひフォローして、オンラインレッスンに参加してくださいね!
当日は、表紙カバーにも採用した「豚バラとピーマンのカレーオイスター炒め」を、今井さんに実際に作っていただきながらご紹介します。これがまた、豚バラの香ばしさとフレッシュなピーマンが最高で、ご飯が進みまくってしまうお味なのです。
一足先に、材料や作り方をご紹介させていただきますね。
豚バラとピーマンのカレーオイスター炒め
ピーマンは大きめに切り、パリッとジューシーに。
これでピーマンが豚バラと互角に張り合い、均衡が取れたおいしさに
材 料(2人分)
豚バラ肉(焼き肉用)...200g
⇒1cm幅に切り、片栗粉大さじ1をまぶす
ピーマン...6個
⇒縦半分に切り、斜め半分に切る
サラダ油...大さじ1
A ⇒混ぜ合わせる
オイスターソース、しょうゆ、酢...各大さじ1
カレー粉、ごま油...各小さじ1
作り方
1 焼く
フライパンにサラダ油を強めの中火で熱する。豚肉を入れて広げ、片面1分ずつ焼く。ピーマンを加えてひと混ぜし、途中で返して合計1分焼く。
2あえる
具材を向こう側に寄せ、手前にAを入れる。煮立ってきたら、全体を手早くあえる。
撮影/福尾美雪 スタイリング/久保田朋子
◆「焼く」→「あえる」だけで、
誰でもシャキシャキ極上の炒めものが
作れるようになる画期的レシピ集◆
「炒める」=「かき混ぜながら加熱する」調理法。
しかし、おうちの火力では、炒めれば炒めるほどに、肉はパサパサ、野菜はくったり、味も決まりにくくなってしまいがち。
本書で提案する、“炒めない”炒めものなら、お肉や魚はうまみと風味が高まり、
野菜はシャキシャキ、味も一発でバシッと決まります。
全てフライパンひとつで、10分以内! ごはんがすすみまくる感動おかずをたっぷり100品お届けします。
疲れていても、忙しくても、料理が苦手でも“炒めない”炒めものなら、大丈夫。
この1冊で、おうちごはんに革命がおきますよ!
Profile
今井 亮
京都にある老舗中華料理店の厨房で 5 年間働いたあと、料理研究家を志す。ベースの中華料理はもちろんだが、和食や洋食、お菓子作りの腕も評判。その人柄同様、誠実で、だれでもおいしく作れるように計算されたレシピは安心感があり、男女を問わず、広い年代層から支持を得ている。雑誌・書籍・テレビで活躍のほか、料理教室「亮飯店」も開催。家庭では一児のパパとして、育児と家事に奮闘中。著書に『白飯サラダ』(主婦と生活社)、『そそる! うち中華』(学研プラス)など。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。