地域の‟味”をお届けしたい 当店オリジナル 「チコニア」‟たじまのお塩”

～「伝所鳩」より vol.15 ～

私たちは、東京から兵庫県豊岡市におよそ３年前に移住してきました。

田舎暮らしを始めて、よかったなと思うことの一つは、やはり新鮮で美味しい食材が手軽に手に入ること。生き生きとした野菜やお肉、魚が驚くような価格で手に入るので、毎日の食卓がとても豊かに感じます。スーパーに行くたびに「今日は何を作ろうかな？」とウキウキとした気持ちになるのも、田舎暮らしの良いところかもしれません。

こんなに美味しい田舎の「食」を、もっとたくさんの方に知ってもらいたいなと思ってはじめたのが、「伝所鳩」オリジナルブランド「チコニア」です。地元の生産者さんに協力をしてもらって、この地域で親しまれている「味」をお届けする活動をしています。

そんな「チコニア」で、一番人気の商品‟たじまのお塩”をご紹介させてください。

‟たじまのお塩”は、透明度の高い日本海の海水をくみ上げ、

大きな釜で木を燃やしじっくりと煮詰め、その後天日干しをして作られている手づくりのお塩です。

この地域でお塩を作っているのはここだけ。現在は若手の二代目にバトンタッチし、その味が受け継がれています。

このお塩の特徴は、粒が大きいことと、マイルドな辛さ。塩特有の強い辛みが少ないので、揚げ物やお肉料理はもちろん、野菜やお豆腐にもピッタリ。

調理中に使うよりも、食べる直前に仕上げとして振りかけていただいたり、食材に直接つけて食べていただくのがおすすめです。

個人的におすすめなのが、冷やしトマト。キンキンに冷やしたトマトに振りかけるとトマトの甘さをぐっと引き出してくれます。甘みを引き立てる役割として、フルーツや塩スイーツといったお菓子用の塩としても最適です。また、オリーブオイルと合わせてドレッシングにして食べるのもいいですし、美味しい野菜があれば焼いて塩をかけるだけで、もうごちそうの完成です。

ちょっとしたこの地域のお土産にするのにちょうど良く、普段使いだけでなく、旅のお土産として買って行かれる方も。「チコニア」はコウノトリを意味していることもあり、引き出物や出産祝いなど贈り物にされるお客さまも多いです。

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