非日常空間におうち感をもたらす「STANLEY（スタンレー）」

〜「PETIT BONHEUR」より vol.05 〜

10年くらい前でしょうか、友人からバーベキューに誘われました。そこで私は、アウトドアといえば水筒だ！ と勢いづいてしまい、「STANLEY」の1.9L真空ボトルを買ってしまいました。何事もカタチから入るタイプです。

本来は生粋のインドア派。今後は出番が少ないかもしれないと思いきや、使ってみると、このボトルの真価は、非日常空間で“おうち感”をもたらしてくれることなのだと気づきました。

野外という非日常空間で、いつも家で飲むドリンクを水筒から注いで飲む、ただそれだけで、ホッとできる空間が作り出されます。外で買ったほうが身軽で手軽なのですが、少し手間をかけて日常を外に持ち出すと、カフェで飲むコーヒーとはまた違った味わいがあって美味しい。そしてその時間がなによりも特別に思えるのです。ついに水筒の魅力を知ってしまった…。

それからも、アウトドアに限らず、ちょっとした遠出には連れて行くようになりました。夏の暑い日は、前の夜に準備した水出しコーヒー、冬の寒い日は、たっぷり作った熱々のスープを入れて。

さすがに1.9Lは普段使いには大きいと思い、次に手に入れたのが0.23L真空マグ。朝に淹れたコーヒーの残りを持っていくのにちょうどいいサイズ。車のドリンクホルダーにもピッタリおさまります。旅先でも、ホテルの部屋でドリップパックのコーヒーを淹れておけば、歩き疲れたら公園の景色を眺めながらベンチで休憩という楽しみも。

フタは二重になっていて、持ち手のついたフタを開けるとカフェキャップという構造。保温性が高いので、自宅で仕事をするときにもマグカップがわりに使っています。カフェキャップをつけておけば、うっかり倒してギャー！ ということにならないという安心感も。

水筒の醍醐味を教えてくれた「STANLEY」1.9L真空ボトル。最近は出番がそこまで多いとはいえませんが、特別感を味わうにはそのくらいがちょうどいいのかも。梅雨が明けたら、キンキンに冷やしたアイスコーヒーを入れて、ドライブに出かけようと思っています。

■スタンレー / STANLEY　 

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