勝山・永平寺編vol.4 オリジナリティある品揃えと絶品コーヒーが味わえる山の駅「よろっさ」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2023.11.25

万葉集にも歌われた「三方五湖」に国の天然記念物「東尋坊」、有名な景勝地が数多くある福井県。2023年7月にリニューアルした世界有数の規模を誇る「福井恐竜博物館」も大人気です。
今回案内してくれるのはセレクトショップとカフェ「nimbus(ニンバス)」を営む笠川さん。お店のある勝山市とそのお隣の永平寺エリアのとっておきのスポットをご紹介いただきます。

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このところ、近隣では道の駅ブームでして、
勝山市内には「恐竜渓谷かつやま」がhttps://katsuyama-navi.jp/michieki/
お隣の大野市には、「越前おおの荒島の郷」https://arashimanosato.com/
ができ、賑わいを見せています。
どちらも大きくて立ち寄り甲斐のある施設なのですが、今回ご紹介したいのは、ローカルな山の駅「よろっさ」。場所は、石川県との県境である北谷町にあります。

地元特産品やおみやげ物や、野菜の直売、喫茶スペースがあるのですが、品揃えにオリジナリティがあり、他では見かけないものばかり。季節の野菜も、地場の新鮮なものが揃っています。

店内には貴重な郷土資料が展示されているほか、北谷町に伝わる農機具などもディスプレイされていて、豪雪地帯特有の暮らしがわかります。

そしてぜひとも飲んでいただきたいのが、喫茶コーナーでいただけるコーヒー「白山きりまんじゃろ」。

「白山きりまんじゃろ」は、「白く輝く山」を意味するアフリカ最高峰キリマンジャロと、古くから暮らしを支える水として地域を潤してきた霊峰白山と、ふたつの「白山」のご縁から生まれたプロジェクト。公認のキリマンジャロ豆を使って、白山山系の水で淹れたストレートコーヒーです。福井県内でいただけるのはここ、「よろっさ」だけで、一杯飲むごとに、5円が白山やキリマンジャロの環境保全に使われます。香り高くスッキリした贅沢な味わい。個人的には市内で一番好きなコーヒーです。日によってはドリップパックもあるので、お土産にもどうぞ。

建物の裏にはのどかな農村の景色が広がります。
夏は岩魚の塩焼きなどの季節の味覚が味わえる屋台が出るほか、旬の食材の入荷情報、伝承料理、「鯖の熟れ鮨し」の販売情報、イベント情報をFacebookで紹介しているので、チェックしてからお出かけください。


 

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よろっさ

〒911-0003 勝山市北谷町河合26-2-1
TEL:0779-83-1030
営業時間:9:30~16:30(4~9月は〜17:00)
定休日:毎週水、木
https://www.facebook.com/re.kitadanimura/
https://kitadanimura.org/yorossa/

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