キャンプ気分が楽しめる!70年代不動産でリノベーションしたモデルハウス【広島県】

Comehome!
2022.09.12

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

1970年代に建てられた家をリノベーションする「70年代不動産」は、ヴィンテージ感あふれるデザインが魅力。そして実は、家の個性である既存のものを生かすことで廃材を極力出さないというエコな取り組みでもあります 。今の時代に合ったサスティナブルな家づくりをご紹介しましょう。

この記事は、Come home! vol.68より抜粋しています。

70年代不動産 Renovation Data
飯室モデルハウスの場合

築年数/41年
間取り/2SLDK
延べ床面積/87.77m²(26.55 坪) 
販売価格/2100万円(税込み)

施工会社/広和コミュニティ 
広島県広島市西区楠木町 3-10-18 シェルブルー楠木

TEL 082-239-1667

テーブルや椅子はキャンプギアでそろえて
晴れた日は庭でごはんを食べる
そんな遊び心のある暮らしができる

楽しい家を目指しました
〈鎌田将史さん〉

和室の押入れを撤去して耐震補強の筋交いを入れました。フェンスを張ってカッコよく。壁面にキャンプギアを収納できる棚を造作。

【Before】

1階に6畳と8畳の和室がありました。

暮らす人の思いに寄り添った家づくりがしたい。私たちが「70年代不動産」の家づくりを始めたのはそんな思いから。長年取り組んでいる介護の仕事をとおして、家には人の思いや歴史という価値もあるんだと感じて、それを守りつつ未来のある家をつくりたいと思ったんです。

晴れた日は机と椅子を庭に出してBBQ

リビングの窓の外にウッドデッキを造作し、庭との距離を縮めました。 休日はリビングの家具を庭に運んでブランチを楽しめます。

角地に立ち、テントも張れる広い庭があるのがこの家の最大の魅力。

最初のモデルハウスに選んだのが、角地に立つ広い庭のある家。キャンプ好きの多いうちのスタッフには垂涎の的です。これを生かして、ハワイのコテージみたいな家にしようと決めました。まずは既成概念を捨て、どうしたら楽しく暮らせるかを徹底考察。日用品はキャンプギアを共用したいから収納棚をたくさんつけ、リビングと学習スペースはフェンスで仕切って。

パイプやロープ素材で遊び心を

既存の靴箱の上にパイプと針葉樹合板で靴棚を作り足しました。 床は幅広のオーク材をヘリンボーン張りに。

手すり代わりにロープを張り、階段も遊び心のある空間に。

台所と脱衣場もペイントで明るく

吊り戸棚を撤去し、システムキッチンは新品に。既存のタイルを生かすか悩んだ末、メトロタイルに張り替えました。

化粧合板の壁をペイントしたら板壁っぽい雰囲気に。 水まわりは刷新しています。

【Before】

ピンクのタイル張りの当時らしいおしゃれ心のある台所。

子ども部屋に秘密基地を!

ここは2階の子ども部屋。 ジャングルジムみたいな2段ベッドを造作。

監督のアイデアで生まれた秘密基地。壁を抜いて1階の屋根裏を取り込みました。 本棚が隠し扉になっているのが面白いでしょう?

 最終的に、スタッフみんな「これ私が考えたんです」と自慢できる箇所ができたから、公開初日はお客様の反応に緊張しどおし。みなさん入るなり「わ〜楽しそうな家!」って目を輝かせるんです。その反応に、次の家づくりへと夢がつながりました。

→お近くの70年代不動産はこちらから。

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