1932年建築の集合住宅を大正ロマンを感じる住まいに【前半】

Comehome!
2022.12.23

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

実家暮らしからひとり暮らしをはじめようと、選んだのが1932年に作られた集合住宅でした。実は、幼稚園児のころから目にしていた親しみのある家だったそう。モールディング調の長押やガラス入りの洋風の欄間など、当時の趣を生かしつつ大正ロマンを感じる内装へとリノベーションしました。

 

建築さえたのは1932年。昔ながらの外観は味わいたっぷり。通行人が「ここ、人が住んでるの?」って話す声が聞こえることも…。

この記事は『リノベーションでつくる 心地よくておしゃれなわが家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより

【リノベーションDATA】
築年数/86年
間取り/1LDK
延床面積/43.01㎡
物件購入価格/1700万円
リノベーション費用/699万円
施工/アートアンドクラフト

鉄の格子窓を生かして

鉄の格子窓はサビを落としてそのまま使用。建物の雰囲気に合わせて、壁には「名古屋モザイク工業」のモザイクタイル。

コンパクトな流し台をセレクト

元キッチンだった場所を洗面所&トイレにしたので、ダイニングに流し台を新設しました。

コンパクトなシンクは「クリナップ」(ステンレス扉は廃番)。水栓金具は「SANEI」の壁付ツーバルブ混合栓。

窓付きの白い扉は寝室の扉。以前キッチンについていたものを塗装し直して移設。

味のある欄間や長押しは残しました

小舞壁に塗られた既存漆喰を一部補修した上でシーラー処理をし、ペンキで仕上げを。飴色の柱や鴨居はそのままに。

以前の様子

選んだのは幼少期から愛着のある集合住宅

 幼稚園のころ、スイミングスクールに通うときに前を通る、古い建物がありました。幼い私はなぜかボロボロのその建物にひかれ、こっそり階段を上ってみては胸をときめかせていました。それがこのマンション、大阪で最も古いといわれている、RC造りの集合住宅です。地元で就職して実家住まいだったころ「いつ家出るん?」と聞く母に、冗談で「あのマンションやったらひとり暮らしするわ」なんていう会話が定番で。まさか本当に住める日が来るなんて、驚きでした。
 きっかけは家族が売り家の看板を見つけたこと。さっそく家族総出で内覧に、ところが改装済みの部屋で「なんか違うな」と思ったんです。子ども時代からの古いもの好きのまま大人になった私は趣のあるレトロなものにしかひかれなくて。それならと紹介してもらった別棟は約40年間空き部屋だった、まるで廃墟のような物件。家財道具までそっくり残された部屋が私にはお宝に見えたんです。

間取りの変更アイデア

 

主なリノベーション箇所/間取り変更、キッチン入れ替え、給水・給湯・排水・ガス・電気引き込み直し、トイレ移設など。

この記事の後半はこちらより(12月24日11時公開予定)

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