庶民派あじの干物定食

「暮らしのうつわ　かまごと」知福さん vol.３

こんにちは、神戸市東灘区で「暮らしのうつわ かまごと」を営んでおります知福と申します。３回目となりましたが今回もどうぞよろしくお願い致します。

パン食が多いと言いながら、３回目も和食になりました。つい先日の健康診断でコレステロール値が年々上がっているという結果、朝から糖質の多いものを摂りすぎなのではと思い只今和食の回数を増やそうと試みております。

今回は庶民派あじの干物定食です。時々１人で朝食を摂ることもあるのですが、そんな日はこの位置から朝の連続テレビ小説を観ながら一日がはじまります。

十六雑穀米を白米に混ぜたごはんに梅干し、昨晩の残りの赤だし、あじの干物、菜の花の胡麻和え、頂きものの筍とフキ、だし巻き卵、果物です。お味噌汁やわかめスープなど汁物を少しだけ頂きたい時にはこうやってそば猪口やカップを使うこともあります。

■しのぎめし椀大　益子淳一
■しのぎ鉄黒タンブラー　益子淳一

その便利なカップとお茶碗は益子淳一さんのもの。表面に施された鎬（しのぎ）によって奥行が増しとても風合いのある佇まいです。お茶碗はお茶漬けだけでもごちそうに感じますし、このカップで飲むほうじ茶も格別においしい気がします。それはやはりお気に入りの器で頂くからこそ感じられることなのだと思います。そんな小さな幸せを毎日の食事で感じて頂けたらという思いで器屋をしています。

■輪花小鉢　省三窯

朝食には欠かせない果物の器は丹波の省三窯さんの瑠璃色輪花小鉢。手のひらにすっぽり収まるサイズの小鉢は毎食と言っていいほど活躍してくれます。

おひとりさま朝食に欠かせないのがこのチークのトレイ。キッチンから食卓へ、食卓からキッチンへ移動が楽なので家族分あると便利です。朝食で使用しているのは真ん中の27×38cmのものです。大きいものは32×42cm、小さいものは22×29cmとカフェタイムにちょうど良いサイズになります。

■錆釉七寸切立皿　CONTENTS

メインの丸いプレート皿は信楽のCONTENTSさんのもの。フチが立ち上がった焼き締めのプレートはお造りやローストビーフを盛り付けたりもします。また直径22cmあるのでシフォンケーキにいちごと生クリームを添えてゆったりつかうこともでき和洋中どんなお料理にも似合います。（写真のトレイは大きいサイズ32×42cmを使用。）
今回使用したトレイは店頭販売のみとなっております。どうぞご了承くださいませ。

→「暮らしのうつわ　かまごと」の記事はこちらから
→その他の『器店主の朝ごはん』はこちらから